【MTGRocks】記事情報:コンペティティブ・統率者戦のサブフォーマット、ブラック・ロータスに800以上のメガイベント。
「デュエルコマンダー」というMTGのフォーマットは公式なものではありませんが、その人気は確実に高まっています。
競技シーンが活発で、Magic Onlineでも公式にサポートされており、多くのプレイヤーがリーグやチャレンジを通じて競い合っています。
さらに、2024年11月2日にフランスで開催される「Relic Fest 2024」では、850人以上が参加する「デュエルコマンダー」トーナメントが予定されており、その賞品にはMTG界でもっとも象徴的なカード「ブラックロータス」が用意されています。
要点解説
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「デュエルコマンダー」の特徴
- 1対1形式:「デュエルコマンダー」は通常の統率者戦とは異なり、2人対戦形式です。
ポリティカルな駆け引きはなく、純粋に対戦相手を打ち負かすことに集中できます。 - ライフが20:通常の統率者戦がライフ40なのに対し、「デュエルコマンダー」は他の競技フォーマットと同じく20ライフからスタートします。
これにより、アグロデッキがより有効です。 - 別の禁止リスト:「デュエルコマンダー」は通常の統率者戦よりも厳しい禁止リストが設定されています。
例えば、「太陽の指輪」のような強力なカードが禁止されており、個々の統率者も制限される場合があります。 - マリガンルール:「デュエルコマンダー」では通常の競技フォーマットと同じく、マリガンは無料ではなく、引き直すたびに1枚減る形になります。
- 1対1形式:「デュエルコマンダー」は通常の統率者戦とは異なり、2人対戦形式です。
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Relic Fest 2024での「デュエルコマンダー」トーナメント
- 開催場所と日時:フランスのトゥールーズで、2024年11月2日に開催。
- 参加人数:850人以上のプレイヤーが集まり、優勝賞品として「ブラックロータス(Unlimited版)」が提供されます。
- ルール変更による影響:「デュエルコマンダー」は1対1の形式でライフが20であるため、通常の統率者戦では弱いとされるカード(例えば「強迫」)が強力になります。
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人気の「デュエルコマンダー」のコマンダー
- 「復活したアーテイ」:除去とコントロールを組み合わせた人気の統率者。
- 「溌剌の牧羊犬、フィリア」:トークン生成やアグロ戦術で活躍するデッキのリーダー。
- 「ゴンドールの王、アラゴルン」:強力な攻撃と防御能力を持つアグレッシブなデッキ向け。
- 「スライムフットとスクイー」:ライフドレインを得意とするデッキで使われる。
- 「霊気の俊英、サティア」:コンボデッキで利用される統率者。
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禁止カードの更新
- 「知りたがりの学徒、タミヨウ」:『モダンホライゾン3』の新しい両面プレインズウォーカーは「デュエルコマンダー」のメタゲームを歪めたため、禁止されました。
このカードは早期に場に出てしまうと対処が難しく、ゲームのバランスを崩す要因となっていました。
- 「知りたがりの学徒、タミヨウ」:『モダンホライゾン3』の新しい両面プレインズウォーカーは「デュエルコマンダー」のメタゲームを歪めたため、禁止されました。
まとめ
「デュエルコマンダー」は非公式ながらも、特に競技志向のプレイヤーにとって魅力的なフォーマットとして成長しています。
850人以上が参加するRelic Fest 2024の「デュエルコマンダー」トーナメントは、その勢いを示すものであり、賞品にブラックロータスが提供されることも注目ポイントです。
通常の統率者戦ではあまり重視されないカードが輝く点や、より競技的な要素を楽しみたいプレイヤーにとって「デュエルコマンダー」は大いに魅力的なフォーマットです。
今後、このフォーマットがさらに広がる可能性は大いにあるでしょう。
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