【MTGRocks】記事情報:英雄譚とのシナジーで『ドクター・フー』のMTGカードが600%高騰。


『ファイナルファンタジー』コラボセットが明かされる中、初動ではMTG市場への影響は控えめでした。
しかし、拡張されたスポイラー期間の中で、シナジーを持つ既存カードや統率者の需要がじわじわと上昇しています。
その中でも、「バーバラ・ライト」は価格が600%以上の上昇を記録し、注目を集めています。
要点まとめ
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「バーバラ・ライト」と新召喚獣カードの相性
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2023年の『ドクター・フー』統率者デッキで登場。
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主な能力は「あなたがコントロールする英雄譚は「先読」を得る」というもの。
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英雄譚を任意の章から始められるため、即効性や状況対応力が大幅にアップ。
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ファイナルファンタジーセットで登場した「召喚獣」はクリーチャーと英雄譚の融合体であり、バーバラとの相性は評価が分かれる。
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他カードとのシナジー
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「アレクサンドリアの王女、ガーネット」:英雄譚から伝承カウンターを取り除き、継続利用可能に。
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「ユウナのガード、ティーダ」:サモンの章をコントロールして拡張的な運用が可能に。
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価格推移と供給状況(すべて米TCGplayer基準)
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以前は通常版が約26円で購入可能。
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2024年5月初旬以降、500枚以上が売れ供給が激減。
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現在の平均価格は約180円で、最大で600%超の上昇。
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拡張アート版はすでに完売に近く、新品は約713円に上昇。
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サージフォイルは約1,716〜2,431円と高騰。
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今後の見通しと懸念
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英雄譚に特化したサポートカードとしてはそこまで強力ではなく、状況依存。
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今後のセットで英雄譚が少なければ使用頻度は下がる可能性大。
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再録可能性は低いが、『Universes Beyond』の例により「別名・別イラストでの再録」は技術的には可能。
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Wizardsがより強力な同様能力の新キャラクターを出す可能性もある。
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まとめ:一時的な注目か、それともサガ定番カードへ?
「バーバラ・ライト」は、英雄譚デッキ向けのニッチな存在から、ファイナルファンタジーとのシナジーによって一気に注目株へと変貌しました。
現時点では供給も限られ、価格はさらに上がる余地がありますが、長期的にはその立ち位置は不透明です。
将来的に類似カードが登場すれば代替される可能性も高いため、投資対象としては慎重に見るべきでしょう。
ただし、再録の可能性が非常に低いカードとして、コレクション目的での確保は価値があるかもしれません。
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