【MTGRocks】記事情報:MTG 青単色のゾンビがデッキとの強力な相乗効果で、290%の価格上昇。
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MTGの統率者戦は、多様な戦略が楽しめる人気フォーマットで、新たな伝説のクリーチャーが毎年登場し、デッキ構築の幅を広げている。
最新の『霊気走破』セットでは、統率者戦向けのプレコンデッキ「永劫なる力」が登場し、「スカラベの拳、ハシャトン」や「ナクタムンの意志、テムメト」といった強力な伝説のクリーチャーが話題になっている。
これらのカードの登場により、ゾンビデッキとの相性が良いカードの需要が急増し、価格の高騰を招いている。
その中でも、「大軍翼のスカーブ」の価格が 過去3週間で290%上昇 し、今なお上昇傾向にある。
なぜこのカードがここまでの値上がりを見せたのか、その理由を探ってみよう。
要点解説
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「大軍翼のスカーブ」の基本情報
- 初出セット:『イニストラード:真夜中の狩り』統率者デッキ
- 能力
- 自軍のゾンビ全体に飛行を付与。
- 戦闘ダメージを与えた際にカードを引き、1枚を捨てる能力を持つ。
- 統率者戦での役割
- ゾンビデッキとシナジーが強く、「腐敗の大鉈、ウィルヘルト」や「スカラベの神」と組み合わせて大きなアドバンテージを得られる。
- 「ハシャトン」との組み合わせでは、トークン化したゾンビにも飛行を付与し、より強力な攻撃が可能に。
- 「ナクタムンの意志、テムメト」との相性も良く、攻撃時に手札を調整しながら盤面を強化できる。
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価格上昇の背景
- 「永劫なる力」の影響
- 1月24日~25日に『霊気走破』統率者戦プレコンデッキが公開。
- その直後、「リッチの女王、ヴァリーナ」や「骨たかりの守銭奴」の価格が急上昇。
- 「大軍翼のスカーブ」は最初の2週間はほぼ変動がなかったが、2月9日以降に急騰。
- 価格推移
- 1月24日時点:約412円
- 2月9日時点:約565円
- 2月現在:約1,606円(通常版)
- 最大価格:約2,128円での取引実績あり。
- 拡張アート版の価格
- 市場価格は約1,302円と通常版より少し安い。
- 直近の取引では約1,976円と価格上昇傾向。
- 「永劫なる力」の影響
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今後の見通し
- 再録の可能性が低い
- 「骨たかりの守銭奴」とは異なり、「大軍翼のスカーブ」は近々の再録予定がない。
- 供給が限られているため、しばらく高値が続く可能性が高い。
- 他のゾンビ関連カードの価格上昇
- 「戦墓の巨人」なども価格上昇しており、「永劫なる力」関連の影響が波及。
- 「リッチの女王、ヴァリーナ」も継続的に価格が上昇しており、ゾンビシナジーの需要が高い。
- 統率者戦での人気が維持される限り高値が続く
- 「ハシャトン」と「テムメト」は強力かつ楽しい統率者として評価されており、その影響で関連カードの需要も続くと予想される。
- 再録の可能性が低い
まとめ
「大軍翼のスカーブ」は「永劫なる力」デッキの影響で注目を浴び、 過去3週間で290%の価格上昇 を記録した。
特に、ゾンビデッキの飛行付与能力とドローエンジンとしての役割が評価され、「ハシャトン」や「テムメト」とのシナジーで需要が急増している。
再録の予定がなく、統率者戦での需要が続く限り、今後もしばらくは高値が維持される可能性が高い。
過去の価格推移を見ると、今が売り時かもしれないが、将来的にさらに値上がりする可能性もある。
手元に余っている「大軍翼のスカーブ」があれば、今のうちに市場価格をチェックしておくと良いだろう。
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