【MTGRocks】記事情報:MTG 刺激的な黒単デッキが最速パッケージで勝利へ!


不評を買っていたマジック:ザ・ギャザリングのメカニズム、「最高速度」に再評価の兆しが見えてきました。
『霊気走破』で初登場したこのメカニズムは長らく競技環境に姿を見せていませんでしたが、最新のMTGオンライン・スタンダードチャレンジにおいて、黒単デッキがこのメカニズムを採用し、準優勝という好成績を収めました。
注目ポイント
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黒単デッキに最小限の「最高速度」投入
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プレイヤーcool95による構築では、「最高速度」カードはわずか4枚。
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コントロール要素を持った従来の黒単に、爆発力を加える役割を果たしている。
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主力カードの再評価
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「スピードデーモン」は、ダメージを与えるたびにカードを引ける優秀なフィニッシャー。
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このカードは「黙示録、シェオルドレッド」や他の大型クリーチャーと正面から渡り合える性能を持つ。
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1枚あたりの相場は現在約213円と安価だが、実戦投入の影響で今後の高騰が予想される。
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「アモンケット・サーキット」の可能性
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一見地味な土地カードだが、1ターン目から使える速度と後半の攻勢支援が魅力。
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速攻付与によって中盤以降の爆発力を高め、「スピードデーモン」の能力と好相性。
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モノカラーデッキだからこそ、色の拘束を受けずに活用できる点が評価されている。
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「カルシの帰還者」のシナジー
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「最高速度」とは関係ないものの、クリーチャーに絆魂を付与できるため、「スピードデーモン」の自傷ダメージを補完。
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特にアグレッシブな盤面展開との相性が良好。
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他プレイヤーへの波及効果
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「黙示録、シェオルドレッド」も同様の構築で同大会に参加し、見事に上位入賞。
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今後のスタンダード環境におけるテンプレ化の兆しあり。
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まとめ:少量採用で真価を発揮する「最高速度」
今回の成功例が示すように、「最高速度」は従来の評価を覆すポテンシャルを秘めています。
メカニズムの性質上、大量投入よりも数枚の採用で必要な場面に的確に活用する形が好まれるようです。
これは、現実世界の交通ルールにも通じる教訓といえるでしょう。
また、「アモンケット・サーキット」のように見落とされがちなカードにもスポットライトが当たり始め、モノカラーデッキにおける自由度の高さが再認識されています。
今後の環境では、「最高速度」入り黒単が新たな選択肢として定着していくかもしれません。
「最高速度」というメカニズムが本当にスタンダードに根付くのかは、今後の大会結果次第ではありますが、少なくとも現時点では有望な再起の兆しが見えています。
控えめな投入で最大限の効果を発揮する――それが、今の「最高速度」の最適解なのかもしれません。
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