スペクタキュラー・スパイダーマンはメタに食い込めるのか? – マジック:ザ・ギャザリング

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【AETHERHUB】記事情報:スペクタキュラー・スパイダーマンはメタに食い込めるのか?

 

 

 

 

 

 

新たに公開されたMTGの「スペクタキュラー・スパイダーマン」(MTGAでは「シルシュートのアデミ」)が、早くもコミュニティ内で注目を集めています。
一見カジュアル寄りに思えるこのカードですが、実際には競技環境でも採用の余地がある性能を備えています。

主なポイント

  • カード概要
    ・2マナで登場する伝説のクリーチャー(3/2、瞬速持ち)。
    ・飛行を得る能力を持ち、さらに生け贄に捧げることで味方全体に破壊不能と呪禁を付与。
    ・単なる「意外なブロッカー」以上に、除去や全体除去からの防御札として機能。

  • プレイ上の強み
    ・「先に本体を除去してから全体除去」という定石を崩せるため、相手に行動をためらわせる。
    ・3マナを構えているだけでカウンター呪文や除去回避を警戒させられる心理的効果。
    ・トークン戦略や部族デッキにおいて全体除去対策として有効。

  • 採用されるデッキと運用法
    ・白系のテンポデッキや部族デッキで特に有効。
    ・サイドボード向きで、メインに複数枚は入れにくい(状況依存が強く、2枚までが一般的)。
    ・イゼット系の突然のコンボや火力連打に対して、一瞬の隙を突いて勝ち筋を生み出せる。
    ・一方で、赤単のように「マナを構えている間に攻め切る」デッキには苦戦。

  • 心理戦的効果
    ・相手に「除去を撃つかどうか」を迷わせ、テンポを崩す要因となる。
    ・実際に能力を起動しなくても、相手の判断を鈍らせること自体が価値を生む。
    ・「いつでも盤面を守れる」という潜在的プレッシャーを与えられる。

まとめ

「スペクタキュラー・スパイダーマン」は、数値だけ見れば地味ですが、瞬速+全体守護という組み合わせで、相手に強烈な心理的プレッシャーを与えるカードです。
特に全体除去が多い環境やテンポ勝負が重要なデッキにおいては、1〜2枚を採用するだけで試合展開を大きく変えられます。

競技環境での必須カードとまでは言えないものの、「相手のプレイを歪める力」を持つ点で非常にユニークな存在です。
これからの環境で、隠れた切り札として活躍する可能性は十分にあるでしょう。

「スペクタキュラー・スパイダーマン」は『マーベル スパイダーマン』に収録されています。
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