【MTGRocks】記事情報:0マナのMTGコンボパーツが400%の価格急騰。


『久遠の終端 』の構築済み「惑星を形作る者」は、わずかなアップグレードで競技レベルのデッキに仕上がる優秀な構成となっており、初心者にもおすすめの内容となっています。
その中で、注目を集めているカードが、土地を生け贄にしてライフを得る古参カード「ズアーの宝珠」です。
このカードがコンボエンジンとして脚光を浴びた結果、価格が急騰しています。
要点解説
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「ズアーの宝珠」とは
『アイスエイジ』(1995年)出身のアーティファクトで、土地を無償で生け贄に捧げて1点のライフを得る能力を持つ。
これまでにも様々な墓地利用・サクリファイス系コンボで採用されてきた実績がある。 -
「惑星を形作る者」との相性
「世界播種、ハースハル」などのコンボ要素と組み合わせることで、土地を生け贄に捧げるたびに対戦相手全員に2点のライフ損失を与えるという強烈なシナジーが発生。
さらに「見事な再生」などで土地を一斉に墓地から戦場に戻すことで、再び「ズアーの宝珠」を起動可能に。
わずか10枚の土地でも20点のダメージとなるため、4〜5ターン目に突然ゲームを終わらせる力を持つ。 -
価格急騰の経緯
・2024年7月初旬:『モダンホライゾン2』版の「ズアーの宝珠」が約62円で取引されていた。
・7月9日:「惑星を形作る者」デッキリストが公開されると、わずか数日で879枚がTCGplayerで取引され、需要が爆発。
・その後の数ヶ月で、価格は約309円へと上昇し、最大400%超の価格高騰を記録。
・現在は若干下落しており、約294円前後で安定傾向に。 -
他のバージョンとの比較
・『アイスエイジ』版:約441〜588円
・From the Vaultプロモ:約2,499〜2,793円
・Secret Lair(Alien Auroras)版:ノンフォイルで約1,651円、ギャラクシーフォイルで約2,793円
・MH2版が最も安価なため、需要が集中して急騰した。 -
今後の見通し
統率者戦需要による価格変動は一時的な場合が多いが、「ズアーの宝珠」は比較的緩やかな価格上昇を示しており、急落せずに新たな適正価格帯に落ち着く可能性が高い。
ただし、確実な予測は困難であり、今後の再録や需要動向によっては再び価格変動が起こる可能性もある。
まとめ
「ズアーの宝珠」は、そのシンプルかつ強力な能力によって「惑星を形作る者」デッキを一気に競技レベルに引き上げるキーカードとして再評価され、価格が急騰しました。
特に、『モダンホライゾン2』版のコスパの良さが注目を集め、他のバージョンとの価格差も縮まりつつあります。
統率者戦におけるコンボ構築を楽しみたいプレイヤーにとって、「ズアーの宝珠」は今なお重要なピースであり、デッキ強化を目指すなら手に入れておく価値は高いと言えるでしょう。
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