【MTGRocks】記事情報:『タルキール:龍嵐録』消えた再録が一晩で880%上昇。


『タルキール:龍嵐録』のプレビューシーズンも終盤に差し掛かり、統率者デッキ5種すべての内容が公開されました。
例年通り、構築済みデッキは高額カードの再録が期待される人気商品ですが、今回はティムール配色のドラゴンデッキにおいて、あるカードの「未再録」が波紋を呼んでいます。
「歩哨竜、ミーリム」とは?なぜ話題なのか
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ミーリムの基本情報
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ティムール(青赤緑)カラーの伝説のドラゴン。
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場に出たドラゴンをコピーする能力を持ち、伝説であってもトークン化可能。
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ドラゴン・タイプの統率者デッキでは自動採用レベルの最強カード。
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未再録による落胆
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『タルキール:龍嵐録』のティムール構築済みデッキ「ティムールの咆哮」での収録が期待されていたがまさかの未収録。
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Wizardsの説明:「デッキのバランスを崩すほど強力すぎるため、今回は見送り」とのこと。
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プレイヤー側にはそういった制限はないため、デッキ強化のためにミーリムを購入する動きが加速。
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価格推移と市場の反応
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ミーリムの価格高騰
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2月末までは約240円だったが、現在は約2,350円にまで急騰。
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わずか1か月で880%の価格上昇。
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残存流通量も少なく、通常版の在庫はわずか23枚。
ショーケース版を含めても全体で41枚程度。
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再録の期待が外れたことによる「買い遅れ」現象
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再録される可能性を考え、購入を控えていた層が一気に購入へとシフト。
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投資家は複数枚購入していた可能性があり、価格操作の余地も。
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市場の先行き
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一時的なパニックバイによる高騰であり、今後は価格が徐々に落ち着く可能性が高い。
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ただし、『『タルキール:龍嵐録』』リリースまでは需要が続くため、短期的には高値維持の可能性も。
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投資家の動き次第で、急落または高値横ばいになる見込み。
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プレイヤーへの影響と今後の展望
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統率者デッキのアップグレードコストが上昇
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構築済みデッキをベースにドラゴンデッキを構築したいプレイヤーにとっては負担増。
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ミーリムは特に人気が高いため、他の関連カードの価格にも波及する可能性あり。
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再録のタイミングが重要
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今回のような未収録による価格高騰は、再録タイミングの見極めがプレイヤーや投資家にとって重要であることを示唆。
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Wizardsが意図的に再録を避けた背景には、製品バランスや販売戦略が影響していると考えられる。
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まとめ:ミーリム未再録は、期待と需要が交差した価格爆発の典型例
「歩哨竜、ミーリム」が『タルキール:龍嵐録』で再録されなかったことは、多くのドラゴンファンにとって大きなサプライズかつ落胆となりました。
その希少性と性能の高さが相まって、市場では一気に価格が跳ね上がり、現在は2,350円前後という高額カードに。
この事例は、統率者戦を軸にプレイする層にとって、「必要なカードの再録がなければ価格高騰は避けられない」ことを再確認させるものでした。
今後は、人気カードの価格動向をより慎重に見極める必要があると同時に、再録タイミングの読みが投資にも影響する時代に突入しています。
一方で、再録の可能性がまだ残っている将来の製品も視野に入れつつ、今はミーリムの需要がピークに近づいていることを意識した行動が求められそうです。
ミーリムの今後の再録と価格動向に、引き続き注目です。
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