【MTGRocks】記事情報:『タルキール:龍嵐録』 統率者デッキのアップグレードカードが 1021.92% 価格上昇。


『タルキール:龍嵐録』の話題が落ち着き始める中でも、注目を集め続けているカードがある。
それが「死の頂点、ネスロイ」だ。
もともとは『イコリア:巨獣の棲処』で登場したこのカードが、突如として価格高騰を始め、再評価されている。
きっかけは、人気YouTubeチャンネル「The Command Zone」の動画での紹介だった。
【要点解説】
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ネスロイとはどんなカードか
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2020年の『イコリア:巨獣の棲処』で初登場。
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変容コストで唱えると、墓地から合計パワー10以下のクリーチャーを好きなだけ戦場に戻せる。
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統率者戦で複数の大型クリーチャーを一気に復活できる破壊力を持つ。
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注目の再燃と高騰のきっかけ
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4月8日、The Command Zoneが公開した「アブザンの守り」統率者デッキのアップグレード動画で紹介された。
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このデッキはタフネス重視の構成で、ネスロイとの相性が抜群。
多くの0パワークリーチャーを無料で戦場に戻せる。 -
大型の「原初の夜明け、ゼタルパ」や「龍王ドロモカ」との同時復活も可能。
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価格の推移と現状
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動画公開前は1枚あたり約105円。
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1か月かけて着実に上昇し、現在は最大で約1,171円に達した。
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TCGplayerでは約679円から購入可能な在庫も存在するが、数は限られている。
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通常版に加えて、「ショーケース版」(約884円)、ゴジラ版 「植獣形態、ビオランテ」(約4,313円)も高騰中。
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今後の見通し
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6月13日に控える『ファイナルファンタジー』コラボセットの影響で、多くのプレイヤーの関心はそちらに向かう見込み。
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それにより、ネスロイの価格は徐々に下落していく可能性が高い。
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ただし「不動なるフェロザー」の登場でタフネス重視型の人気が高まり、「包囲の塔、ドラン」系統のデッキが再評価されており、ネスロイの価値は一定数維持される可能性も。
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とはいえ約1,145円以上で安定するとは考えづらく、将来的には約286〜429円程度に落ち着くと予想される。
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【まとめ】
「死の頂点、ネスロイ」は、デッキ構成次第で爆発的なリターンを生み出せるリッチなカードだ。
特にタフネス重視の戦略においては、墓地からの大量復活という形でゲームを一変させる力を持つ。
The Command Zoneによる紹介が再注目のきっかけとなり、一時的に価格が高騰しているが、今後は市場の関心の変化により緩やかに価格が下がると見られる。
それでも、統率者戦での活躍を期待するプレイヤーにとっては、今なお有力な選択肢であることに変わりはない。
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