【MTG公式】記事情報:『タルキール:龍嵐録』のメカニズム
『タルキール:龍嵐録』では、タルキール次元に吹き荒れる「龍の嵐」によって生まれた脅威と、それに立ち向かう氏族の戦いが描かれています。
倒れた龍王の後、新たな形で再興した5つの氏族が独自の戦略を駆使し、対抗策を打ち立てました。
本記事では、それぞれの氏族の新メカニズムを詳しく解説します。
氏族ごとの新メカニズム
1. 闘魂(アブザン)
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クリーチャーが「闘魂N」を行うと、+1/+1カウンターN個を置くか、N/Nの白のスピリット・クリーチャー・トークンを生成できる。
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戦場にいない場合でもトークンを生成可能。
2. 疾風(ジェスカイ)
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各ターン2つ目の呪文を唱えると誘発する能力語。
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1ターンに1回のみ誘発し、呪文の解決状況には影響されない。
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クリーチャーが戦場に出た後に2つ目の呪文を唱える必要がある。
3. 相続(スゥルタイ)
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墓地からのみ起動できる能力語で、起動コストにカードの追放が含まれる。
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クリーチャーにカウンターを置く効果を持ち、多くは+1/+1カウンター。
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その他の追加効果を持つものもあり、墓地を有効活用可能。
4. 応召(マルドゥ)
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クリーチャーが攻撃するたびに誘発し、赤の1/1戦士トークンをタップ状態かつ攻撃状態で生成。
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生成時の攻撃クリーチャーの状況に影響されない。
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トークンは次の終了ステップで生け贄に捧げられる。
5. 調和(ティムール)
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墓地から特定のコストを支払ってカードを唱えられる能力。
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追加でアンタップ状態のクリーチャーをタップすれば、タップしたクリーチャーのパワー分マナコストを軽減可能。
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軽減できるのは無色マナのみ。
その他の新要素
前兆
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一部のドラゴン・カードが持つ追加のインスタントやソーサリー能力。
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クリーチャーとして唱えるか、前兆として呪文側を唱えるか選択可能。
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前兆を唱えると、解決後にライブラリーへ戻りシャッフルされる。
後見
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ドラゴンをコントロールするか、手札のドラゴンを公開することで追加効果を得られる。
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後見の対象になったドラゴンの状況に影響されず効果が適用される。
単色混成マナ(ツーブリッド)
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特定の色マナか{2}で支払える柔軟なマナコスト。
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コストの支払い方に関わらずマナ総量は2として扱われる。
諜報(常盤木メカニズム)
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指定枚数のライブラリートップを確認し、不要なカードを墓地へ送ることが可能。
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デッキの安定性を向上させ、墓地利用戦略とも相性が良い。
まとめ
『タルキール:龍嵐録』では、龍の嵐によって混沌とした世界に再興した5つの氏族が、それぞれの独自のメカニズムを駆使して戦います。
各メカニズムは、それぞれの戦略やゲームの流れに新たな変化をもたらし、デッキ構築の幅を大きく広げるでしょう。
このセットには新規カードが続々と登場しており、興味のあるプレイヤーはゲームショップやオンラインストアで予約可能です。
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