【MTGRocks】記事情報:『ダスクモーン』の統率者カードが華麗なエターナルのインスタント勝利を可能にします。
近年、『Magic: The Gathering(MTG)』のセットでは、統率者用のカードが数多く印刷されており、他のフォーマットでの活躍も見られることが増えています。
中でも、レガシーやエターナルフォーマットで強力なカードが登場することがあります。
今回注目されているのは、最新セット『ダスクモーン:戦慄の館』の統率者デッキから登場した「古の館底種」です。
このカードは、特定のコンボを活かしてゲームを瞬時に終わらせる可能性があり、早くも話題を集めています。
要点解説
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「古の館底種」の基本情報
- マナコスト:1BB
- レアリティ:レア
- ステータス:3/3
- 効果1:デーモン、ホラー、ナイトメアのクリーチャー呪文のコストを1軽減する。
- 効果2:呪文を唱える際に、実際に支払ったマナが呪文のマナコストを下回っていれば、その差分だけ対戦相手にライフを失わせる。
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カードの注目点
- 呪文のコストを軽減する能力は、フリースペルやマナコストが高い呪文と組み合わせることで大きなダメージを与えるポテンシャルがある。
- レガシーフォーマットにおけるフリースペル(コストを払わずに唱えられる呪文)との相性が非常に良く、特に「群れ」サイクルの呪文と組み合わせることで、一度に大ダメージを与えるコンボが可能。
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レガシーにおけるコンボ
- 必要なカード:黒マナの発生源、「暗黒の儀式」、「古の館底種」。
- このコンボにより、1ターン目に「古の館底種」を場に出し、その後フリースペルで大ダメージを与える。
- 例えば、「滋養の群れ」や「輝く群れ」を用いて、手札から「土着のワーム」(マナコスト15)を追放することで、17点のダメージを与えることができる。
- 残りの3点は他のフリースペルや「暴露」などを用いてカバーすることが可能。
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他のデッキでの活用
- グリクシス・テンポ:11枚のフリースペルを採用しているため、「目くらまし」や「意志の力」で追加のダメージを与えることができる。
- 豆の木・コントロール:大きな呪文をチートするデッキで、「力線の束縛」や「ドラコの末裔」を唱えた時にダメージを追加できる。
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期待値の調整
- このカードのポテンシャルは非常に高いものの、レガシーは高速なフォーマットであり、3/3のクリーチャーがどこまで活躍できるかは未知数。
- しかし、このカードが活躍する可能性があるだけでも興奮を呼び起こしている。
まとめ
「古の館底種」は、統率者向けに設計されたカードですが、レガシーのようなエターナルフォーマットでもコンボの一部として機能する可能性があります。
特にフリースペルとの組み合わせにより、1ターン目でゲームを終わらせる力を持つこのカードは、多くのプレイヤーの注目を集めています。
今後のレガシー環境での実際の活躍が期待される一方で、レガシー特有の速い展開に対してどれだけ対応できるかが鍵となるでしょう。
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