【MTGRocks】記事情報:『ダスクモーン』スペシャルゲストカードに1994年以来初の再録が登場。
『ダスクモーン:戦慄の館』セットの中でも、注目すべき特典として登場した「スペシャルゲスト」ボーナスシート。
今回は、これまでとは異なり、過去30年ぶりに再録されたカードも含まれ、コレクターやプレイヤーの間で話題になっています。
本記事では、その内容と各カードの評価について解説します。
要点解説
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30年ぶりの再録「Sacrifice」
最も注目されるのが、「Sacrifice」の再録です。
1994年のRevisedセット以来、再録されていないカードであり、1マナの儀式呪文で、犠牲にしたクリーチャーのマナコスト分のマナを得る効果を持ちます。
プレイヤーにとっては、古い白枠版が約864円で取引されていますが、新しいエディションはさらに高値が期待されています。 -
「滅び」
もう一つの目玉は「滅び」です。
この黒の全体除去カードは、特に統率者でよく使われ、現在の市場価値は約2,880円です。
さらに、『サイレントヒル』のアートディレクター、伊藤暢達による新しいアートが施されており、コレクターズアイテムとしても期待されています。 -
プレイに使える強力なカードたち
次に注目すべきカードとしては、青の統率者向けカード「召し上げ」(約1,728円)があり、ゲームを瞬時に決定づける効果を持っています。
白の「神聖なる憑依」も再録されており、こちらも約1,440円で、エンチャントデッキで非常に強力です。「集合した中隊」(約1,152円)は、長年にわたり強力なカードとして認識されており、特にパイオニアやモダンで活躍しています。
さらに、「有毒の蘇生」も約1,008円の価値があり、特に無料で唱えられる強力な呪文として、広範なデッキで採用されています。 -
低価格だが注目のカード
「狂乱の呪詛」や「幻影の像」はそれぞれ約1,152円と約864円の価格で、どちらも統率者で人気ですが、他のフォーマットでの使用頻度は低めです。
「魂の管理人」は統率者のライフゲインデッキで定番ですが、約360円と価格が低く、「邪悪な熱気」も新しいアートが施されているものの、約29円とかなり低価です。
まとめ
『ダスクモーン:戦慄の館』の「スペシャルゲスト」ボーナスシートには、30年ぶりの再録である「Sacrifice」や、人気の全体除去「滅び」が含まれており、特にコレクターや統率者プレイヤーにとっては興味深いセットとなっています。
しかし、『ブルームバロウ』セットにあった「火と氷の剣」や「森の教示者」のような高額なカードが少ない点がやや残念です。
レア度の高いカードを引ける確率は低いものの、興味深い試みとして評価されるべき部分もあり、今後の展開にも期待が寄せられます。
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