【MTG公式】記事情報:ドラゴンの嵐が吹き荒れる パート1。


『タルキール:龍嵐録』のプレビュー第1週目が始まりました。
本記事では、セットのデザイン初期段階に関わったチームの紹介、過去のタルキール次元のデザイン経緯、そしてドラゴンに焦点を当てた新メカニズムについて解説します。
『タルキール:龍嵐録』のデザインの歴史
1. タルキール次元のデザイン背景
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14年前、デザインコンテスト「Great Designer Search 2」の優勝者と準優勝者がR&Dに参加。
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タルキールの初期デザインとして「時間移動」をテーマにしたブロック構造を計画。
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3つの候補(移動する物語、異世界戦争、時間移動)から、時間移動テーマが採用。
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クリエイティブチームと協力し、タルキールの氏族とドラゴンを中心にストーリーを構築。
2. ドラゴンテーマの課題
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大きなクリーチャーはデッキ構築が難しい: ドラゴンは高コストで、小型クリーチャーのようにマナカーブを整えるのが難しい。
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多くのドラゴンをデッキに入れるのが困難: 高コストのため、デッキに入れすぎるとバランスを崩しやすい。
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コモンのドラゴンのデザインが難しい: ドラゴンは通常レア以上に多いため、低レアリティでも機能するドラゴンを作る必要がある。
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ドラゴンはサイクルでデザインされることが多い: 色のバランスを取るために、セット内で均等に配置する必要がある。
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氏族とのバランス: 5つの氏族を含めると、ドラゴンに割けるデザインスペースが限られる。
3. ドラゴンテーマを強化するメカニズム
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「前兆」: 出来事のような仕組みで、ドラゴンカードに追加の呪文を持たせる。
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「Dragonstorm」: ドラゴン呪文のコストを軽減するエンチャント。
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「後見」: 手札か戦場にドラゴンがいると追加効果を得られる新アクション。
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多様なドラゴンサイクル: コモンから神話まで、異なる役割のドラゴンをデザイン。
まとめ
『タルキール:龍嵐録』では、過去のタルキール次元の人気要素を融合し、新たなドラゴンテーマを展開しました。
デザインの課題を克服しつつ、多彩なドラゴンメカニズムが導入されています。
次週は氏族のデザインについて詳しく解説します。あなたもドラゴンとともに戦い、新たな冒険に出発しましょう!
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