【MTGRocks】記事情報:MTG 『ファウンデーションズ』の蜘蛛がインスタントコンボデッキを可能にする。
2025年に向けて『霊気走破』のプレビューが話題を呼ぶ中、前セット『ファウンデーションズ』 のカードを活用した斬新なデッキが登場しました。
今回注目されているのは、「魂を紡ぐもの」をキーにしたパイオニアフォーマットの「Cheerios」デッキ。
このデッキは、特定のコンボを駆使して一気にゲームを決めるスタイルで、注目を集めています。
要点解説
1. Cheeriosデッキの概要
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基本戦略
- メインカード:「魂を紡ぐもの」と「霊気貯蔵器」。
- ゼロマナのクリーチャー(「搭載歩行機械」、「石とぐろの海蛇」など)を大量に唱えて、「霊気貯蔵器」でライフを回復。
- 最終的に50ライフを超えたら、「霊気貯蔵器」の能力で相手に50点ダメージを与えて勝利。
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「魂を紡ぐもの」の役割
- クリーチャーをゼロマナで唱えて死亡させることで、ライフ回復とカードドローを連続で発動可能。
- デッキには「魂を紡ぐもの」を1枚だけ採用し、無駄なくコンボを狙う構成。
2. デッキの安定化とコンボサポート
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昂揚を活用
- 「ウルヴェンワルド横断」や「悪魔的助言」で「魂を紡ぐもの」をサーチ。
- 墓地に土地、アーティファクト、クリーチャー、インスタント・ソーサリーを早期に揃える構成。
- 「ぬかるみの捕縛」などのエンチャント型除去も採用し、昂揚達成をサポート。
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コンボ実行までのスピード
- 理想的な展開では、2ターン目で「魂を紡ぐもの」をサーチ、3ターン目でプレイ、4ターン目にコンボ決着。
3. 環境との相性と課題
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対アグロ戦
- ラクドス系のアグロデッキに対しては早期除去(「切り崩し」など)で対処可能。
- ただし、相手が使用する除去(「致命的な一押し」など)は、昂揚や紛争がなければ「魂を紡ぐもの」を倒せない点が有利。
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ラクドス・ミッドレンジの脅威
- 「塔の点火」や「喉首狙い」といった除去が豊富なため、「魂を紡ぐもの」の生存が難しい。
- 「魂を紡ぐもの」が場に戻せない場合、勝ち筋がなくなるのが大きな弱点。
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その他のデッキとの相性
- 白日二ヴ:遅いが、多くのインタラクションが「魂を紡ぐもの」に対応可能。
- セレズニア・カンパニー:1ゲーム目は有利だが、サイド後に対策カードを集中されると不利になる。
まとめ
「魂を紡ぐもの」を活用した新たなパイオニアのコンボデッキは、理想的な展開であれば4ターンで勝利可能な爆発力を持っています。
しかし、その戦略は非常に脆弱で、除去カードや対策に対する耐性が課題です。
現在のパイオニア環境では競技シーンでの成功は難しいものの、カジュアルなFNM(フライデーナイトマジック)で遊ぶには非常に楽しめるデッキと言えます。
コンボデッキ好きのプレイヤーにとって、このデッキは一見の価値ありです!
「魂を紡ぐもの」は『ファウンデーションズ』に収録されています。
『ファウンデーションズ』は↓から購入できます。
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