【MTGRocks】記事情報:プレイヤーが新たな『久遠の終端』の2枚コンボを発見。



マジック:ザ・ギャザリングの最新デジタルセット『アルケミー:久遠の終端(EoE)』が登場し、プレイヤーの間で新たなカード「試作機X-8」によるコンボが注目を集めています。
派手さは控えめながら、無限コンボの可能性を秘めたこのカードが、特にブロールフォーマットでの活躍が期待されています。
■要点解説
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「試作機X-8」は8/8の驚異的なスペック
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わずか2マナで8/8という破格のサイズに加え、「死亡時にコピーを生成する」「ETB(戦場に出たとき)効果を2回誘発させる」など、多用途な能力を持つ。
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「時系列の選別者」との2枚コンボで“無限”が実現
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「時系列の選別者」を唱えた時またはワープ(追放からの特殊キャスト)することで、X-8が生け贄+コピーを作成。
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コピーされた「時系列の選別者」をワープで再利用し、これを繰り返すことで無限キャストが可能に。
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各ワープには黒マナ1点+2点のライフが必要なため、“有料”の無限コンボだが、10体の「時系列の選別者」が攻撃できれば勝利圏内。
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実戦レベルではやや難あり
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理論上は6ターン目に勝利可能なパターンもあるが、対戦相手の妨害や速度の早いメタに対しては脆弱。
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「コーリ鋼の短刀」や「動員」などの高速デッキが環境にいる中で、6ターン目まで持ちこたえるのは簡単ではない。
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現環境ではリアニメイト戦略が優勢
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「ゾンビ化」などの再録により、強力な墓地戦略が構築済み。
「ヴァルガヴォス」や「七つの死の種父」などは除去耐性や即時効果を持ち、X-8より安定感がある。 -
X-8は除去に非常に弱く、即効性に欠ける点がネック。
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ブロールでは構築の自由度が高く、有望な立ち位置に
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高いライフ、遅いテンポ、サーチカード、速攻マナなどが揃っており、X-8コンボに必要な条件が揃いやすい。
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「血の芸術家」「想起の拠点」「ヨーグモスの息子、ケリク」などを組み合わせれば、実質無料の無限コンボに。
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指揮官としての構築も楽しめる性能で、ETB効果を倍にする能力は単体でも価値が高い。
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■まとめ:無限の可能性を秘めるX-8、ブロールでの活躍に期待
「試作機X-8」は、破格のスペックとユニークな効果を持ちながら、環境的にはやや扱いが難しいカードです。
しかし、特にブロールでは構築次第で強力な無限コンボを実現でき、指揮官としての魅力も十分。
競技環境での台頭は難しいかもしれませんが、カジュアルなフォーマットでは今後の注目株となるでしょう。
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