【MTGRocks】記事情報:MTGの有名なアーティファクト、プレイヤーに禁止を予測され価値の半分を失う。
「一つの指輪」は、MTGの中でも極めて強力で影響力のあるカードとして知られています。
しかし、その性能の高さと価格の高さから、多くのプレイヤーにとって問題視されています。
特に、モダンフォーマットではデッキの多様性を損ねているとされ、12月16日に予定されている禁止・制限告知での対応が注目されています。
【要点解説】
1. 「一つの指輪」の性能と影響
- 効果:
- プレイヤーに一時的な「プロテクション(すべて)」を付与し、毎ターンドローを可能にする。
- マナコスト4で強力なドローエンジンとして機能。
- フォーマットへの影響:
- モダンフォーマットで約60%のデッキに採用されるほどの高い採用率を記録。
- デッキの多様性を損ね、「一つの指輪」中心のフォーマットへと変化。
2. 価格変動の背景
- 過去の価格変動:
- プレリリース時: 約4,470円。
- 発売後1年間: 約8,940円~10,430円。
- 2024年4月以降: 約17,880円に急騰。
- 最近の価格下落:
- 禁止の可能性を背景に価格が約半分に下落し、現在は約8,940円。
- 多くのプレイヤーが損失を覚悟でカードを売却中。
3. 禁止の可能性と議論
- 禁止理由:
- 採用率が非常に高く、モダンフォーマットの多様性を削いでいる。
- Wizards of the Coastも8月の発表時点で「一つの指輪」を問題視していた。
- 禁止のハードル:
- 高価格のカードを禁止することは、パック販売やセット全体の需要に悪影響を与える可能性がある。
- 「Universes Beyond」のライセンス契約が影響を与える可能性も指摘されている。
4. プレイヤーの反応
- 禁止を支持する声:
- 「モダンRCQシーズンが終了してほっとした。現行の禁止・制限システムは機能していない。」
- 「このカードは1年前に禁止されるべきだった。」
- 禁止に懐疑的な意見:
- 高価格カードの禁止は、Wizardsにとって利益を損ねるため慎重に行われる。
- ライセンス契約が禁止の決定を難しくしている可能性。
【まとめ】
「一つの指輪」は、その圧倒的な性能でモダンフォーマットを席巻し、多くのプレイヤーから禁止を求める声が上がっています。
一方で、カードの価格やライセンス契約といった要因が禁止の実現を難しくしている現状です。
12月16日の禁止・制限告知での対応が注目されますが、禁止されればさらに価格が下落する可能性があります。
いずれにせよ、「一つの指輪」の行方は、今後のモダンフォーマットの方向性を大きく左右するでしょう。
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