【MTGRocks】記事情報:マッシブな『タルキール:龍嵐録』のインスタントは、すべてをもたらす。

『タルキール:龍嵐録』で公開された新カード「Jeskai Revelation」は、その多機能ぶりと高いマナコストで早くも注目を集めています。
インスタントでありながら、除去・ライフゲイン・トークン生成・ドロー・呪文のバウンスと、あらゆる要素を一枚に詰め込んだ本カード。
その実力と使い道について、さまざまな視点から検証が進められています。
「Jeskai Revelation」の注目ポイント
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「マグマ・オパス」を超える効果量
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類似カード「マグマ・オパス」と比べても強力な効果。
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自身で墓地に落とす手段はないが、軽くなった分、打てれば超強力。
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効果一覧
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呪文のバウンス(打ち消しに近いテンポ遅延)
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クリーチャー除去
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2体のトークン生成
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カードドロー
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ライフゲイン
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シナジー候補
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「奔流の機械巨人」と相性抜群(瞬速との組み合わせ)
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ただし、同カードはスタンダードでは使用不可。統率者戦やパイオニアでは有力。
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スタンダードでの運用可能性
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コントロールデッキ向けの7マナ・フィニッシュ呪文。
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現在のスタンダードにもコントロールは存在するが、7マナ到達は課題。
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「気まぐれな厄介者」「碑出告と開璃」などが唱える手段として候補。
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「気まぐれな厄介者」:墓地からランダムに唱える。
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「碑出告と開璃」:ライブラリーのトップから唱える+7点ライフロス追加。
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どちらも条件付きで、安定性に欠けるのが難点。
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ドラゴン・シナジーとの融合も?
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両カードがドラゴンであることから、「サルカン、昇る者」などを用いたマナ加速型の奇抜デッキ構築も可能。
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実用性より「楽しいギミック」向けの構成になる可能性が高い。
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「Jeskai Revelation」はどこで輝く?
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統率者戦(EDH)
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効果そのものは悪くないが、1対多の環境ではややパワー不足の印象。
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ただし、インスタントやソーサリーのコスト踏み倒しが容易なため、特定のシナジーデッキでは活躍の可能性あり。
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構築済み「ジェスカイの打撃手」に多く含まれるコピー系カードとの併用で爆発的な効果を狙える。
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新アーキタイプ誕生の可能性
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ジェスカイカラーで呪文コピーを軸にする戦略において、フィニッシャー的存在になりうる。
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現状ではTier 1に食い込む見込みは薄いが、環境が整えば一躍注目カードに。
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まとめ:唱えられれば強力、されど重い──評価分かれる万能呪文
「Jeskai Revelation」は、インスタントでここまで多機能なカードは稀であり、成功すれば一気に試合をひっくり返せるだけのポテンシャルを持っています。
その一方で、7マナという重さと、自力での墓地活用ができない点がスタンダードでの活躍を難しくしています。
最も現実的な運用先は、統率者戦のような長期戦が前提のフォーマット。
特に呪文コピーやコスト踏み倒しが得意な構成なら、「Jeskai Revelation」は驚異的なカードに変貌する可能性も。
今後のメタの変化や新カード次第では、このカードを主軸とした新しいアーキタイプが生まれるかもしれません。
派手な効果に惹かれるプレイヤーは、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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