【MTGRocks】記事情報:モダンメタゲームの影響で無料の全体除去が398%急騰。
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2025年のモダン環境は、昨年12月の大規模な禁止改定後も大きな変動はなく、比較的安定した状態が続いている。
しかし、次回3月の禁止改定を前に、特定のデッキやカードが価格急騰するケースが見られる。
最近では、「脱出基地」がトップに君臨する一方、「エルドラージ・ランプ」デッキが人気を集めている。
その中で、「コジレックの帰還」の価格が大幅に上昇していることが注目される。
本記事では、「コジレックの帰還」がモダン環境で重要視される理由、その価格変動の背景、そして今後の見通しについて解説する。
要点解説
1. 「コジレックの帰還」の強み
- エルドラージ・ランプに必須の全体除去
- 2マナの「紅蓮破」や「流刑への道」とは異なり、再利用可能な除去
- カードの特性
- 最初に通常の呪文として唱えた後、特定のエルドラージを戦場に出すことで無料で追放から唱えられる
- 5点の全体ダメージは、「オルゾフ・ブリンク」や「忌まわしき眼魔」などの環境デッキに有効
- 使用される主なデッキ
- 「エルドラージ・ランプ」:このデッキでは、「運命を貪るもの」「世界を壊すもの」「約束された終末、エムラクール」などと組み合わせて無料で唱える
- 「脱出基地」や「ボロス・エネルギー」対策として採用されることが多い
2. 価格急騰の背景
- 2024年12月時点では約230円で取引
- 2025年1月末には約1,150円まで急騰(約5倍)
- 取引数の増加と在庫不足
- 『モダンホライゾン3 統率者デッキ』で再録されたが、セット内での供給が少なく、市場の需要を満たせなかった
- 現在、TCGplayerでは在庫19枚のみ、そのうちNM(ニアミント)状態は10枚
3. 今後の見通し
- 3月の禁止改定で「脱出基地」や「エネルギー」デッキが弱体化すると、「エルドラージ・ランプ」が環境トップに
- その場合、「コジレックの帰還」の需要はさらに増加し、価格はさらに上昇する可能性
- 「エネルギー」が完全に禁止された場合は、「コジレックの帰還」の役割が減少し、価格が落ち着く可能性も
- 今後のセットで「エルドラージ」関連の新カードが登場すれば、さらなる値上がりの可能性も
- ただし、短期間で再録される可能性は低いため、現在の価格高騰はしばらく続く可能性が高い
まとめ
「コジレックの帰還」が今後も高騰する可能性は高い
- 「エルドラージ・ランプ」の人気上昇とともに需要増加
- 供給不足のため、市場価格が5倍以上に急騰
- 3月の禁止改定次第でさらに価格が変動する可能性
- 「エネルギー」デッキの弱体化により、環境トップデッキが変わる可能性
今後の禁止改定の動向を注視しながら、「コジレックの帰還」を今のうちに確保しておくか、価格がさらに上昇するかを見極めることが重要になるだろう。
「コジレックの帰還」は『モダンホライゾン3 統率者デッキ』に収録されています。
『モダンホライゾン3 統率者デッキ』は↓から購入できます。
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