レガシーチャンピオンシップ トップ4入賞!柳澤 由太選手の「アゾリウス石鍛冶」- マジック:ザ・ギャザリング

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【晴れる屋】記事情報:レガシーチャンピオンシップ トップ4入賞!柳澤 由太選手の「アゾリウス石鍛冶」

レガシー環境で注目を集める「アゾリウス・石鍛冶」。
今回、柳澤由太選手が採用したリストは、従来の構築に新要素を加えた柔軟性の高いデッキです。
特に「溌剌の牧羊犬、フィリア」を軸にした構築は、環境対応力と独自性を兼ね備えています。
本記事では、デッキ選択の理由、構築のポイント、得意・不得意なマッチアップ、そして改善案を解説します。

要点解説

  • デッキ選択の背景

    • 元々は「ディミーア・リアニメイト」対策として開発した構築。
    • 「戦前の正装」で無限リソースを回収できる強みを持っていたが、標的のアニメイトが環境から消えたため別デッキを検討。
    • 大会直前に「アゾリウス・石鍛冶」がトップ8入りした情報を受け、採用を決断。
  • 構築のポイント

    • 「石鍛冶の神秘家」でサーチする装備品を相手に応じて選択。
      • ロングゲームには「戦前の正装」、速攻系には「殴打頭蓋」。
      • 新たに「隕鉄剣」が加わり、対応力が向上。
    • 真の主役は「溌剌の牧羊犬、フィリア」。
      • パーマネント一時追放で「虹色の終焉」を抜くことが可能に。
      • 「もみ消し」とのコンボで完全除去を実現。
    • 「量子の謎かけ屋」「記憶への放逐」など、フィリアと相性の良いカードを自然に採用。
  • 得意・不得意なマッチアップ

    • 「もみ消し」+「不毛の大地」で土地嵌めが可能、幅広いデッキに対応。
    • 苦手はエルドラージ系。
      • サイズ差で押されやすく、「荒景学院の戦闘魔道士」によるバウンスも厳しい。
      • 「濁浪の執政」を採用し、サイズで対抗する工夫あり。
  • 改善の余地

    • 墓地対策の意識が低下しているため、再び墓地利用デッキが増える可能性。
    • 現状は「外科的摘出」「封じ込める僧侶」で対応。
    • 将来的には「安らかなる眠り」の採用も検討。

まとめ

「アゾリウス石鍛冶」は、現環境の多様性に対応できる柔軟なデッキです。
「溌剌の牧羊犬、フィリア」の採用により、従来の構築から一歩進んだ戦略を実現。
土地嵌めや装備品選択の駆け引きで幅広いマッチアップに対応可能ですが、エルドラージなどサイズで押すデッキには注意が必要。
今後の環境変化に応じて墓地対策の強化も視野に入れるべきでしょう。

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