ローテーション後にMTGのアンコモン除去呪文が1359%の価格高騰。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:ローテーション後にMTGのアンコモン除去呪文が1359%の価格高騰。

 

 

2025年のスタンダード・ローテーションは、直前に行われた大規模な禁止改定の影響もあり、フォーマット全体を劇的に変えるには至りませんでした。
しかし、その中で意外なカードに注目が集まり、大きな価格変動が発生しています。
「保安官を撃て」という一見地味なアンコモン除去カードが、環境の変化によって急激に需要を伸ばし、わずか数週間で価格が約580円にまで跳ね上がりました。
この記事では、その背景と今後の見通しについて詳しく解説します。

要点解説

  • 環境の変化がカード価値に影響
    スタンダードではマナの色分布が偏り、一部のカラーが不利に。
    また、「無法者」系クリーチャーの採用率が低下し、従来のメタが変化。

  • 「保安官を撃て」の性能と利点
    2マナのインスタント除去という基本性能に加え、「無法者」を対象にできないという制限も現環境ではほとんど影響がない。
    実質的に無条件除去のように使えるため、価値が再評価された。

  • 採用デッキと使用率の上昇
    ディミーア(青黒)、ゴルガリ(黒緑)といったミッドレンジ系のスタンダードデッキに加え、モダンのディミーア・カエルやレガシーでも使用例あり。
    エスパー・ピクシーなど、新たなデッキタイプでも採用が進む。

  • 価格の推移と現状
    6月末までは約40円だったが、現在は約580円に上昇。
    市場価格は約365円前後だが、ニアミント品はほぼ枯渇。
    Foil版ですら730円を超える例が見られ、価格高騰は継続中。

  • 供給量の制限と希少性
    通常のプレイブースター以外には、統率者デッキ「最重要指名手配」やプロモパックにしか収録されておらず、出現機会が限られている。
    アンコモンながら実質的に希少性が高い。

  • 将来の懸念と不確実性
    現在の人気は環境依存であり、「無法者」が再びメタに戻ったり、新たな強力な除去カードが登場すれば需要が落ちる可能性も。
    今後リリース予定の「スパイダーマン」や「アバター 伝説の少年アン」といったUniverses Beyondセットが環境を揺るがす可能性あり。

まとめ

「保安官を撃て」は、スタンダード環境の変化とタイミングによって注目を集め、一躍注目カードとなりました。
性能面では非常に扱いやすく、現時点での採用価値は高いため、競技プレイヤーにとってはプレイセットを揃えておきたい1枚です。

しかし、こうした価格高騰は一時的な需要の偏りによるものであることも多く、今後のメタゲームや新製品の影響によって再び評価が変わるリスクも抱えています。
購入を検討する際は、環境の動向と自分のデッキ構築方針をよく見極めることが重要です。

「保安官を撃て」は『 サンダー・ジャンクションの無法者』に収録されています。
『 サンダー・ジャンクションの無法者』は↓から購入できます。

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