【MTGRocks】記事情報:『霊気走破』の1マナで速度を促すカードが重要であることに驚くかもしれません。
新たに登場したMTGメカニズム「エンジン始動!」は、スピードをテーマにした戦略性豊かな仕組みです。
このメカニズムは、速度を上げることで強力な効果を解放し、デッキ構築に新たな可能性をもたらします。
しかし、その実用性やゲームスピードへの適応力には課題が指摘されています。
要点解説
1. 「エンジン始動!」とは?
- メカニズム:
- 速度を高めることでカードの効果が強化され、最終的に「最大速度」に到達すると強力な能力が解放される。
- 特徴:
- 投資リソースに応じた段階的な恩恵。
- レーシングをテーマにしたユニークなプレイスタイルの提供。
2. 主なカードと評価
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「Gas Guzzler」(1マナ):
- 利点:1ターン目から速度を上げることが可能。
最大速度に到達すれば、クリーチャーを生贄に捧げてカードを引く能力が解放される。 - 課題:最初のターンにタップ状態で場に出るため、展開が遅れる。
既存の強力な1マナカードと比較すると力不足。 - 総評:専用デッキが必要であり、汎用性は低い。
- ※注目ポイント:キャラクターのイラストが俳優ベン・スティラーに似ていると話題に。
- 利点:1ターン目から速度を上げることが可能。
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「入れ子ボット」(1マナ):
- 利点:速度が最大に達するとカードを1枚引ける効果を持つ。
白系のデッキやアーティファクトシナジーがあるデッキに適している。 - 課題:速度の上昇が遅く、単独でのパワーは低い。
- 総評:白やボロスの召集デッキでの採用が期待される。
- 利点:速度が最大に達するとカードを1枚引ける効果を持つ。
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「サーキット」土地(3種類):
- 利点:1ターン目に速度を増やせる選択肢。
- 課題:タップで無色マナしか生み出さないため、色マナが必要なデッキでは展開が遅れる可能性。
- 総評:無色デッキや特定の構成(例:ティムール)におけるピースとして活用可能。
3. 現時点での課題
- スピードの遅さ:現代MTGフォーマットの高速化に対して、新メカニズムがやや追いついていない。
- 専用デッキ構築の必要性:既存のメタ環境では適応が難しい。
- カード間シナジーの依存度:特定のカードセットや戦略への依存が高い。
まとめ
「エンジン始動!」は斬新なアイデアを持つメカニズムですが、そのポテンシャルを引き出すには特化したデッキ構築が求められます。
「Gas Guzzler」や「入れ子ボット」といった低コストカードを中心に、速度を重視した新たな戦略が確立されれば、ゲーム環境に新風を巻き起こす可能性があります。
一方で、既存メタへの適応やスピード感の課題を解消するための調整も必要です。
『霊気走破』のさらなるカード公開が期待されます。
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