【MTGRocks】記事情報:モダンの主要大会でトップMTGデッキがまさかの敗北。



長らくモダン環境のトップに君臨していた「ボロス・エネルギー」が、最新の大規模大会「Magic Spotlight: Secret Lair」で精彩を欠いた。
この出来事は、モダンメタゲームにおける大きな転換点となる可能性を示唆している。
要点解説
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大会での失速
Magic Spotlight(参加者682人)において、ボロス・エネルギーはトップ8に1つも入らず、トップ16にも1つのみ(しかもマルドゥ型)。
トップ32でもわずか3つにとどまり、かつての圧倒的な存在感はなかった。 -
メタ全体ではまだ人気
MTG Decksによると、モダン全体のメタ占有率は約15.74%。
大会でも14%(約95人)がボロス・エネルギーを使用しており、人気自体は維持されているが、勝率が伴っていない。 -
新たな強豪の登場
代わって台頭したのは「イゼット・果敢」や「グルール・繁殖鱗」、「オルゾフ/エスパー・ブリンク」など。
特に果敢は現スタンダードでも注目の「コーリ鋼の短刀」により、展開の速さで差をつけた。 -
苦手なコンボデッキの増加
「青単・ブリーチ」や「アミュレット・タイタン」のようなコンボ系デッキが増えたことで、対処手段に乏しいボロス・エネルギーは不利を強いられている。 -
新カードの導入
「勝利の楽士」(『タルキール:龍嵐録』収録)や「オアリムの詠唱」など、新たな対抗策を模索しているが、大会では十分に機能しなかった様子。
まとめ
ボロス・エネルギーは依然として人気の高いアーキタイプではあるものの、メタゲームの変化や新たな対抗デッキの登場により、全盛期のような支配力は失われつつある。
環境が健全に多様化しているという意味では、今回の失速はポジティブな兆候とも言えるだろう。
今後、ボロス・エネルギーがどのように再構築されるのか注目される。
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