主要大会で240枚のMTGデッキがトップ8入り。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:主要大会で240枚のMTGデッキがトップ8入り。

 

 

 

 

Magic: The Gathering(MTG)は、デッキ構築において無限の可能性を持つゲームですが、最適化が進むにつれてプレイヤーたちは効率を追求しがちです。
しかし、時には革新的なデッキが登場し、その自由な発想が成功を収めることがあります。
今回、ニュージャージーで開催されたModern RCQにて、「機知の戦い」というデッキがトップ8に入るという驚きの結果が生まれました。
このデッキは、通常の60枚デッキの倍以上の240枚を使用するユニークなデッキであり、注目を集めています。

要点解説

  • 「機知の戦い」とは?

    • 「機知の戦い」は、M13のエンチャントカードで、200枚以上のデッキが必要です。
      この条件を満たすと、ゲームに勝利するという特殊な勝利条件を持っています。
    • そのため、通常の60枚デッキよりもはるかに多い枚数のデッキを構築し、5色コントロールデッキとして運用されます。
  • Ryan Gassawayの成功

    • Ryan Gassawayは、モダンの大会でこのデッキを使用し、ニュージャージーのRCQでトップ8に進出しました。
      彼は過去にも「機知の戦い」デッキで複数の大会に参加し、好成績を残してきたプレイヤーです。
    • Gassawayのデッキは240枚で構成され、豊富な除去、カウンター、そして「機知の戦い」を引き当てるためのチューターを搭載していました。
  • 面白い対戦結果

    • トーナメント中、Gassawayは切削デッキと対戦し、相手が相手デッキを削り切れないという状況で即座に勝利するという珍しい展開がありました。
      このような予期しないマッチアップも、結果に影響を与えました。
  • デッキのユニークなカード選択

    • Gassawayのデッキには「氷河跨ぎのワーム」や「約束された終末、エムラクール」といった珍しいカードが含まれていました。
      これらのカードは通常は高コストでプレイされにくいものの、彼のデッキでは効果的に活用されています。
    • 他にも、「創造の座、オムナス」など、フェッチランドを多く採用するこのデッキならではのシナジーが見られました。
  • 一貫性の問題

    • 「機知の戦い」デッキは非常にユニークでありながらも、その不安定さが競技シーンでの成功を難しくしています。
      240枚という大規模デッキでは、必要なカードを引き当てる確率が低く、土地だけを引いてしまうリスクも高まります。
  • 最適化されたMTGの現実

    • MTGでは、プロプレイヤーが最適な戦略を見つけ、それを多くのプレイヤーが共有する「ネットデッキング」が主流となっています。
      そのため、自由なデッキ構築が難しくなっている一方で、今回のようなユニークなデッキが結果を残すことは非常に稀であり、特別な出来事です。

まとめ

Ryan Gassawayが「機知の戦い」デッキでModernのRCQでトップ8に進出したことは、MTGのデッキ構築における創造性と挑戦の重要性を示しています。
しかし、このデッキの成功は一貫したものではなく、その限界もあります。
それでも、最適化が進んだMTGの中で、このようなユニークなデッキが注目を集め、成功を収めたことは、ゲームの楽しさを再確認させてくれる素晴らしい例です。

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