【MTGRocks】記事情報:ファン待望のMTGの伝説が『霊気走破』で再登場。
MTG『霊気走破』のプレビューシーズンが終盤に差し掛かる中、特に注目されているのが「崇められし擬態の原形質」と「夜の大臣、ゴンティ」の2枚の伝説クリーチャーの新バージョンです。
どちらも過去のMTGで人気を集めたキャラクターであり、特に統率者(EDH)での活躍が期待されています。
本記事では、これらの新バージョンの特徴や活用方法、そしてフォーマットごとの評価について詳しく解説します。
要点解説
1.「崇められし擬態の原形質」の特徴と評価
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基本情報
- コスト: X青黒緑
- ステータス: 0/0
- 能力:
- 戦場に出る際、墓地のX枚のクリーチャーカードを追放し、それぞれに+1/+1カウンター3個を獲得。
- 2マナ支払うことで、追放したクリーチャーのコピー(0/0の状態)になる。
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強み
- 自己切削戦略との相性が良い(例:「金脈のハイドラ」)。
- 一度に複数のカウンターを得られるため、サイズが大きくなりやすい。
- ターンごとに異なるクリーチャーに変身可能で柔軟性が高い。
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課題と制限
- 自分の墓地からしか対象にできず、即座に効果を発揮しにくい。
- コピーするには追加の2マナが必要なためテンポが遅い。
- 3色(スゥルタイ)のため、スタンダードでは採用しづらい。
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フォーマットごとの評価
- 統率者戦(EDH): 自己切削&墓地利用デッキで強力なリーダー。
- スタンダード/モダン: コストが重く、即時の影響力が低いため採用されにくい。
2.「夜の大臣、ゴンティ」の特徴と評価
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基本情報
- コスト: 2黒黒
- ステータス: 3/4
- 能力:
- 相手が自分の所有していない呪文を唱えると宝物・トークンを生成。
- クリーチャーが相手に戦闘ダメージを与えると、そのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを追放し、唱えられる(あらゆるマナを使用可能)。
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強み
- カードを大量に盗める能力(「ヨーグモスの法務官、ギックス」と類似)。
- 盗んだカードを唱えるたびに宝物・トークンを得るため、マナ加速も可能。
- Gontiが場を離れても、追放したカードは唱え続けられる。
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課題と制限
- クリーチャーで戦闘ダメージを与えないと効果が発動しない。
- 旧版のゴンティ(「抜け目ない取得者、ゴンティ」)と比べて制御性が低い。
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フォーマットごとの評価
- 統率者戦(EDH): 「盗みデッキ」のキーカードとして活躍可能。
- スタンダード: 「ディミーア・ミッドレンジ」のサイドボード採用の可能性あり。
3.過去バージョンとの比較と今後の展望
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「擬態の原形質」
- 旧版は2体のクリーチャーを合成できたが、新版は単独で成長する仕様に変更。
- EDHでは自己切削&墓地利用戦略のリーダーとして最適。
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「ゴンティ」
- 旧版(カラデシュ)は1枚ずつカードをコントロールできたが、新版は戦闘ダメージに応じて大量に盗める。
- 統率者戦では「抜け目ない取得者」と組み合わせることで、より強力な「盗みデッキ」が構築可能。
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今後の可能性
- スゥルタイの墓地利用デッキが強化される可能性あり。
- 「盗みデッキ」が人気を集め、統率者戦での採用が増える見込み。
まとめ
『霊気走破』で復活した「崇められし擬態の原形質」と「夜の大臣、ゴンティ」は、どちらもEDHでの活躍が期待されるカードです。
「原形質」は墓地利用デッキの新たなリーダー、「ゴンティ」は対戦相手のデッキを活用する戦略に最適なカードとして注目されています。
一方、スタンダードやモダンといった競技フォーマットでは、どちらもやや使いづらい側面があり、特定のデッキでのピンポイント採用にとどまりそうです。
しかし、これらのカードは過去のバージョンと高いシナジーを持ち、EDHの「自己切削コンボ」や「盗みデッキ」をさらに強化する存在となるでしょう。
今後のフォーマットの変化や新たなサポートカードの登場によって、さらにその活躍が広がることが期待されます。
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