悲惨なMTGトイカー「Secret Lair」が今年最悪の価値を提供。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:悲惨なMTGトイカー「Secret Lair」が今年最悪の価値を提供。

 

 

 

 

 

 

MTGの最新Secret Lairシリーズ『霊気走破』が公開された。
本セットは、『霊気走破』の世界観を反映した機体テーマのカードで構成されており、クラシックなホットウィール風のデザインが特徴だ。
しかし、収録カードの市場価値は約1,520円程度と低く、投資価値は期待できない。
特に、過去のSecret Lairではフォイル版の価値が上昇することがあったが、本セットではそれも期待できないため、購入を考えているプレイヤーは慎重に判断する必要がある。

要点解説

1. 『霊気走破』の概要

  • 『霊気走破』の世界観に基づき、機体をホットウィール風のデザインで再現
  • 5種類のヴィークル関連カードを収録
  • しかし、カードの市場価値は低く、フォイル版でも価値の上昇が見込めない

2. 収録カードと市場価値

メカ巨神のコア

  • 市場価値:約1,064円
  • このセットで最も高価なカードはトークン
  • 5マナと追加の4体のアーティファクト・クリーチャー/機体が必要という厳しい条件
  • 10/10の飛行・トランプル・警戒・絆魂・速攻持ちのトークンを生成するが、統率者戦での使用は限定的

密輸人の回転翼機

  • 市場価値:約152円/フォイル:約912円
  • かつて禁止カードとして名を馳せたが、現在はパワークリープにより活躍の場が少ない
  • 統率者戦でもあまり採用されない

パルヘリオンII

  • 市場価値:152円未満/フォイル:約456円
  • 最強の機体とされるが、統率者戦や競技環境ではほぼ使われていない
  • 脂牙デッキで使われるが、現在の競技環境では振るわない

勢団の銀行破り

  • 市場価値:約152円
  • スタンダードで猛威を振るったが、ローテーション後に急激に価値が下落
  • ラクドス・ミッドレンジの「不浄な別室」戦略が登場し、パイオニア環境でも使われなくなった

平和歩きの巨像

  • 市場価値:152円未満
  • 『霊気紛争』で登場したカードだが、ほぼ採用されず
  • 機体戦略には向いているが、統率者戦や競技フォーマットでは微妙な性能

3. 全体評価とプレイヤーの反応

  • 市場価値の合計は約1,520円であり、Secret Lairの価格に見合わない
  • フォイル版でもほとんど価値が上がらず、投資目的の購入には向かない
  • 一部プレイヤーには「ホットウィール風のデザインが面白い」と好評
  • 一方で、「Magicらしくない」「カード情報が裏面にあるのはプレイしにくい」といった批判も

まとめ

  • 『Aether Drifters Secret Lair』は、デザイン重視のセットであり、カードの市場価値は低い
  • フォイル版でも価格が上昇する見込みがなく、投資価値はほぼゼロ
  • デザインが気に入れば購入する価値はあるが、単純にカードの強さや投資目的での購入は推奨されない
  • 「ホットウィール風のデザイン」が気に入るかどうかが、購入の最大の判断基準となる

結論として、『霊気走破』はコレクター向けの製品であり、実用性や市場価値を重視するプレイヤーにとっては魅力が薄いセットといえる。

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