【MTGRocks】記事情報:使用不可のD&Dコラボカード、予測不能な無限コンボを誘発。

統率者戦には数多くのユニークな統率者が存在するが、その中でも「Rule Zero」を前提に使用可能になるHeroes of the Realmカードは特に異質な存在だ。
その1枚「Kharis & The Beholder」は、ダイスロールによる強化やコピー効果を軸にした非常に独特な戦略を可能にし、運が絡むながらも派手なコンボを生み出すポテンシャルを秘めている。
本来は入手困難な記念カードだが、プロキシ運用を前提とするなら遊びがいのある一枚だ。
要点まとめ
● 「Kharis & The Beholder」の基本性能
- 単体では弱めだが、クリーチャーが十分並ぶとエントリー時/攻撃時/アップキープに全体に+1/+1カウンターをばらまく強力な展開力を持つ。
- 10体以上いれば確実に全体強化が発動し、「倍増の季節」「枝分かれの進化」などで指数関数的に巨大化可能。
- ただし「魅力20」で発動するコピー効果は1/20の確率のみ。有効な確率上昇手段はほぼなく、実現は運任せ。
● コピー確率を高める方法とRule Zero要素
- カード「Squid Fire Knight」ステッカーで有利になる可能性はあるが、ランダム取得ゆえ安定はしない。
- Rule Zero(事前合意)で「Krark’s Other Thumb」を許可すればダイスロールに優位性を得られる。
- コピー成功時の爆発力は極めて大きく、複製が複製を生む「スパイラル状態」に突入。
● 複製ギミックとコンボ性
- 「多勢の兜」を装備すると毎ターン2回以上ダイスを振れ、強化もコピーも狙いやすくなる。
- 作られるKharisトークンは伝説でないため、魅力20でコピーが連鎖し盤面が無制限に膨張する可能性。
- 「修復の天使」と「のし歩く城塁」を併用すると無限に近いフリッカー連打が可能。
- そこに「調和の中心」で速攻を付ければ、一瞬で致死級の盤面に。
● 実際の「無限」達成は難しい
- ダイス依存のため、Kharis単独では完全無限はほぼ不可能。
- ただし、Kharisのコピー効果でフリッカークリーチャーを複製すると、フリッカー機能が指数的に増加し、盤面が暴走しやすい。
- それでも、他のセレズニア統率者のほうが簡単に無限を作れる場合が多い。
● 他の無限コンボとの差
- 「守護フェリダー」+「アイスウィンドの重鎮」だけで成立する既存の無限フリッカー+「群の祭壇」で勝ちなど、より簡単な手段がある。
- そのため、Kharis特有のギミックは「面白いが効率が悪い」ポジション。
- ただし、セレズニアの「横並び」「ETB強化」戦略と親和性が高く、使い心地は良い。
● 最大の問題:入手困難+高額
- 「Kharis & The Beholder」はHeroes of the Realmの記念カードで、Wizards社員に少数配布されたのみ。
- 市場流通は極端に少なく、取引される際は数百万円規模になることもある。
- さらに、カード自体に「名前が一致する社員のみ使用可」という特殊制限もあり、実物を所有してもルール上使用不可。
- 遊ぶにはほぼ確実にプロキシ必須。
まとめ
「Kharis & The Beholder」は、ダイスロールによるランダム性、増殖するコピー、フリッカー連鎖といった独自の遊び方を提供する非常にユニークな統率者だ。
しかし本来は一般入手不可能で、値段も極端に高騰する特殊カードであるため、Rule Zeroとプロキシ利用が前提となる。
一方で、セレズニア系の横並び・ETB活用デッキとしての性能は十分で、運と爆発力を楽しみたいプレイヤーにとっては理想的な一枚といえる。
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