【MTGRocks】記事情報:強力なコモン、ダスクモーンのおもちゃが、Ter1のアーキタイプにスムーズに組み込まれる。
『ダスクモーン:戦慄の館』の新カードが次々と公開され、注目を集める中で、目を引くレアカードだけでなく、一般的なレアリティのカードにも目を向けることが重要です。
特に、今回紹介する「機械仕掛けの打楽器奏者」は、パウパーフォーマットで注目を集める強力なコモンカードです。
本記事では、このカードの性能やデッキへの影響について解説します。
要点解説
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「機械仕掛けの打楽器奏者」の概要
「機械仕掛けの打楽器奏者」は1マナ(赤)で1/1のクリーチャーです。速攻を持ち、死亡するとライブラリートップのカードを追放し、次のターン終了時までそれをプレイできる能力があります。
このカードは、パウパーフォーマットで非常に強力なシナジーを持つと期待されています。 -
「カルドーサの再誕」との相性
「機械仕掛けの打楽器奏者」は、特に赤単色の「カルドーサの再誕」デッキで大きな活躍が期待されています。
このデッキは、バーン呪文や安価なクリーチャーで相手のライフを削りながら、アーティファクトを活用する戦略を取ります。
「機械仕掛けの打楽器奏者」は速攻を持ち、早期に攻撃できるうえ、死亡時に追加のカードアドバンテージを得られるため、このデッキに理想的です。
さらに、アーティファクトとしての側面も持つため、「カルドーサの再誕」によるシナジーを強化します。 -
「ゴブリンの奇襲隊」との連携
「機械仕掛けの打楽器奏者」は、速攻を活かして「ゴブリンの奇襲隊」と組み合わせることで、さらなるダメージを与えることができます。
赤単のアグロデッキにおいて、ダメージを最大化するためには、毎ターンの攻撃が重要であり、このクリーチャーの存在がそれを可能にします。 -
その他のデッキでの活用
「機械仕掛けの打楽器奏者」は、「カルドーサの再誕」デッキ以外にも活躍の場が考えられます。
例えば、ラクドスマッドネスデッキでも活躍が期待されます。
このデッキはアグロとアーティファクトを活用するため、序盤に攻撃を仕掛けつつ、後半には生け贄効果で追加のカードアドバンテージを得られます。
「命取りの論争」のような生け贄ギミックを活用するデッキでは、さらなる可能性が広がるでしょう。 -
他のフォーマットでの評価
パウパー以外のフォーマット、例えばスタンダードやパイオニアでは、現在のところ「機械仕掛けの打楽器奏者」の居場所は見つかっていません。
スタンダードの赤アグロデッキは現在、果敢や雄姿のテーマに依存しており、パイオニアでも競争が激しいため、現時点での採用は難しいでしょう。
しかし、パウパーフォーマットにおけるこのカードの強さは否定できません。
まとめ
『ダスクモーン:戦慄の館』セットのコモンカード「機械仕掛けの打楽器奏者」は、パウパーフォーマットに新たな風を吹き込む可能性があります。
特に赤単「カルドーサの再誕」デッキにおいて、速攻による早期攻撃と犠牲効果による追加のアドバンテージを提供し、デッキの強化に貢献するでしょう。
他のフォーマットでは現時点で注目されていないものの、パウパーでの使用が期待されるこのカードの今後の活躍に注目です。
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