【MTGRocks】記事情報:『スパイダーマン』MTG本セット初のカードが公開。

『久遠の終端』のスポイラーが終わったばかりのタイミングで、次なる注目セット『マーベル スパイダーマン』から最初のカード「Origin of Spider-Man」が公開されました。
一見地味に見えるこのカードですが、スタンダード環境での活躍が期待される、実力派のレア・英雄譚です。
要点解説
-
基本性能と使い方
-
2マナの英雄譚で、3/2の一時的な二段攻撃持ちトークンを生成可能。
-
バフ効果を別のクリーチャーに付与できる柔軟さを持つ。
-
本来蜘蛛・トークンのみに作用すべき効果が他のクリーチャーに使える点はフレーバー的に違和感があるが、プレイアビリティとしては優秀。
-
-
使用タイミング
-
2ターン目に使うのも強力だが、他のクリーチャーを出してからプレイすることで、章ごとのバフを有効に使える。
-
「光逸らしの審問官」との連携でテンポよく攻める展開も可能。
-
-
スタンダードでの採用候補
-
白単アグロデッキでの有力な2マナ域。
-
「スピラの希望、ユウナ」デッキにおいて、蘇生したクリーチャーに二段攻撃を与えることでワンショットキルの可能性も。
-
セレズニア(緑白)カラーのカウンターシナジーデッキでも採用余地あり。
ただし、ローテーション後の土地事情が悪いため注意。
-
-
他の構築フォーマットでの可能性
-
パイオニアの「奇怪な具現」や白単アグロなどで試されるかもしれないが、モダン以上ではテンポ的に厳しく、採用は難しい。
-
-
統率者戦での活用
-
英雄譚に特化した「トム・ボンバディル」などのデッキにおいて、序盤の動きを補完するカードとして有望。
-
ただし、白を含む色の制限があるため、蜘蛛・部族デッキでは採用が難しい。
-
英雄譚の効果はターン経過が前提となるため、長期戦ではややインパクトが薄れる可能性も。
-
-
スポイラーシーズンとの関連性
-
今回の公開はあくまで先行公開にすぎず、『スパイダーマン』セット全体のスポイラー開始ではない。
-
本格的な情報公開は今週末の「サンディエゴ・コミコン」で行われる予定。
-
まとめ
「Origin of Spider-Man」は、スタンダード環境を意識して設計された効率的な英雄譚であり、特にアグロデッキやYuna系統のデッキでの活躍が見込まれます。
統率者戦ではやや控えめな性能ながら、テーマ性のある英雄譚デッキにおいては一定の役割を果たすでしょう。
正式な『マーベル スパイダーマン』スポイラーシーズンはこれから本格化する見込みで、今後の情報に注目です。
MTGRocks様にて記事が公開されました。
MTGRocks様の記事をチェック
コメント