『久遠の終端』初動データに見る強力な異例カードたち。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:『久遠の終端』初動データに見る強力な異例カードたち。

 

 

 

 

 

 

 

発売からわずか1日しか経っていないにもかかわらず、『久遠の終端』のリミテッド(ドラフト)環境ではすでに数千回の対戦が行われ、MTG Draft分析サイト「17Lands.com」では初期データの収集が進んでいます。
今回は、その中でも高い勝率を記録しているアンコモン・コモンのカードを中心に、環境の傾向を読み解いていきます。

注目カードと環境の特徴

  • 環境は非常にスローペース
    『久遠の終端』のリミテッドは、ゲーム展開がゆっくりで、遅いカードやロングゲーム向けの構成が有利です。

  • 「終端探査機」:勝率62.4%の最有力カード
    緑1マナ2/2の軽量クリーチャー。
    序盤のダメージ源になるだけでなく、「着陸船・トークン」を生成し、多色デッキを支えるキーカード。
    アーティファクト関連のシナジーにも対応。

  • 「疑わしい珍味」:多機能な3マナ除去(勝率61.8%)
    -3/-3除去に加えて、アーティファクト・サクリファイス系シナジーが豊富な黒との相性が抜群。
    ゴルガリ以外の黒系アーキタイプで軒並み評価が高い。

  • 「双陽の手練れ」:攻防に優れた赤の中型クリーチャー(勝率61.1%)
    単体でダメージを出しつつ、長期戦になるほど盤面全体を強化できる能力を持つ。
    「レイブレードの強兵」との相性も抜群で、より除去されにくい強化が可能。

  • 「コード破りの猟犬」:圧倒的ドロー性能(勝率61.6%)
    「ワープ」コストで出すことで、序盤からカードアドバンテージを稼げる。
    過去の優良コモン「シブシグの鑑定士」の上位互換として注目。

  • 「嵐の口」:ボードコントロールの切り札
    相手の盤面全体に-3パワーを与えることで、一方的な攻撃や立て直しが可能。
    解決さえすれば勝利は目前、というほどの影響力を持つアンコモン爆弾。

注目のコモンカード

  • 「銀河の旅人」:勝率60.7%
    色事故を防ぎつつ、多様なシナジーに絡められる3マナの優良コモン。
    着陸船・トークンの価値をさらに高める一枚。

  • 「氷魔法の秘宝」:勝率60.1%、パウパー級のドローエンジン
    アーティファクトシナジーが豊富な今セットにおいて、確実にアドバンテージをもたらす強力な共通カード。

まとめ:現環境は「ロングゲーム志向」、アーティファクトとマナ基盤が鍵

『久遠の終端』のリミテッドは、スピードよりも持久戦に重点が置かれており、カードアドバンテージや色事故回避能力の高いカードが高評価を受けています。
初日のデータながら、緑や黒のカードが特に安定した活躍を見せており、着陸船・トークンの価値が非常に高いことも確認されました。

今後さらにデータが蓄積されることで評価が変わる可能性はありますが、現段階での傾向を把握しておくことで、今後のドラフト戦で一歩リードできるでしょう。
最初の数ピックで見かけたら、今回紹介したカードたちはぜひ優先して手に入れてみてください。

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