【MTGRocks】記事情報:19年前のレアカードが定番コンボで314%の高騰を記録。


『ファイナルファンタジー』とのコラボセットで注目を集めるマジック:ザ・ギャザリング(MTG)界隈だが、その陰で、モダン環境において久々に脚光を浴びているデッキがある。
それが「新生化」を中心としたコンボデッキ「ネオフォーム」だ。
このデッキの核となる「アロサウルス乗り」が価格急騰を見せており、注目の存在となっている。
要点解説
・ネオフォームデッキの復活
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「新生化」や「異界の進化」でマナ・コストの高いクリーチャーを踏み倒すコンボ。
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主なフィニッシャーは「グリセルブランド」や「偉大なる統一者、アトラクサ」。
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2ターン目に勝利確定級の展開を見せることも可能。
・「アロサウルス乗り」の役割と重要性
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7マナの緑クリーチャーだが、手札の緑カード2枚を追放することで無償で唱えられる。
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これを素材に「新生化」で爆発的なフィニッシャーを呼び出す動きが中核。
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デッキ内に緑カードが豊富なため条件は満たしやすい。
・価格の高騰
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「アロサウルス乗り」は2005年の『コールドスナップ』が初出、再録も少なめ。
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デュエルデッキ版(エルフvsゴブリン)は約92円から約545円に(約493%上昇)。
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コールドスナップ版は約191円から約1,287円に(約573%上昇)したが、取引件数はやや控えめ。
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最も流通しているのはデュエルデッキ:アンソロジー版で、現在の相場は約652円。
・今後の展望
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ネオフォームがモダン環境に定着すれば、今後も需要は高止まりする可能性がある。
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一方で、メタから押し出されれば需要は急減し、価格も元に戻る恐れ。
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状況次第では、中古・状態不良品を安価に手に入れる選択肢もアリ。
まとめ
「新生化」デッキの台頭によって、「アロサウルス乗り」の存在感が急上昇している。
モダン環境での爆発力と、懐かしのカードの再評価が相まって価格も跳ね上がった。
今後の環境次第ではさらなる上昇もあり得るが、コンボデッキの性質上不安定な部分も多く、投資や購入は慎重な判断が求められる。
今なら比較的安価なコピーも市場に残っているため、試してみたいプレイヤーは今がチャンスかもしれない。
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