最近のMagic: the Gatheringのセットから大きなインパクトを与えるのは、必ずしもレアや神話レアカードだけではありません。
時には控えめなアンコモンカードも、構築フォーマットに大きな変化をもたらすことがあります。
新しいMTGカード「陽気な哀歌」がその一例で、スタンダードからモダンまで、多岐にわたる競技フォーマットでデッキに採用されています。
主要なポイント
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カードの能力:
- 「陽気な哀歌」は、2マナのソーサリーで、サンダージャンクションの新能力「放題」が使われています。
追加のマナを支払うことで、ライブラリからクリーチャーを墓地に送ったり、墓地からマナコスト合計4以下のクリーチャーを最大2体まで蘇生することができます。
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活躍するフォーマット:
- パイオニアフォーマットでは「アブザン探検コンボ」デッキにおいて、主要なコンボピースを同時に回収または検索する役割を果たしています。
- スタンダードでは「4色大釜コンボ」デッキで、コンボの要であるクリーチャーを同時に回収することが可能です。
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モダンでの使用:
- 「ヨーグモス」デッキや「蟹ヴァイン」デッキでのテストが始まっており、特に「蟹ヴァイン」では、墓地利用シナジーを活かすために採用されています。
まとめ
「陽気な哀歌」は、その柔軟性とコストパフォーマンスの高さから、様々なデッキ戦略にマッチし、複数のフォーマットにおいて重要な役割を果たしています。
特にコンボデッキやミッドレンジデッキでその力を発揮しており、新しいセットからのカードが多様な戦略にどのように影響を与えるかの良い例となっています。
このカードの成功は、プレイヤーがカードをどう評価するかに新たな光を当てるものであり、MTGの魅力の一端を示しています。
「陽気な哀歌」は『サンダー・ジャンクションの無法者』に収録されています。
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