地味に見えるMTGジャンプスタートのアンコモン、クリーチャーを月に変える驚異の効果。 -マジック：ザ・ギャザリング

MTGの「アバター」メインセットが話題を独占する中、そのジャンプスタート版にも注目すべきカードが存在します。
その中でも「ユエ姫」は、見た目こそ地味ですが、非常にユニークな効果を持ち、無限コンボや強力なシナジーを生み出す可能性を秘めています。
この記事では、このカードの特徴と驚異的な応用例を紹介します。

要点解説

• 基本性能

  • 「ユエ姫」は占術デッキに適した伝説のクリーチャー。
  • 戦場を離れると「月」という無色の土地として戻り、青系デッキにとって疑似的なランプ効果を提供。
  • 土地になっても占術能力を維持し、毎ターン占術2が可能。

• 「クローン」との相互作用

  • クローン系カードでユエをコピーすると、伝説ルールで死亡→「月」として再登場。
  • 再登場時もクローンの性質を保持し、別のクリーチャーをコピー可能。
  • 結果：クリーチャーの能力を持つ土地を生成できる。
  • 応用例：「白金の天使」を土地化し、除去耐性を付与。
    「聖別されたスフィンクス」を土地化して爆発的なドロー。

• 他のカードタイプにも応用

  • 「ファイレクシアの変形者」でアーティファクトを土地化。
    （例：「ネビニラルの円盤」）
  • 「賢いなりすまし」でエンチャントやプレインズウォーカーを土地化。
  • プレインズウォーカーを土地化すれば、毎ターン安全に忠誠度を上げられる
    （例：テフェリー）。

• 無限コンボ

  • 「寄生牙のイモリ」＋「寄生牙の亀」＋ユエ＋クローンで無限土地出入り→無限上陸。
    • 「遺跡ガニ」や「群の祭壇」で即勝利。
    • 「乱動の精霊」で全クリーチャー奪取。
  • 「ズアーの宝珠」＋「頑強」持ちクリーチャー（例：「エレンドラ谷の大魔導師」）で無限ライフ＋無限Landfall。

• 価格と価値

  • 現在の市場価格は約1,248円前後。
  • この効果の独自性を考えると、将来的な値上がりも期待できる。

まとめ

「ユエ姫」は、単なる占術サポートにとどまらず、クローン系との組み合わせで「土地版クリーチャー」という前例のない戦略を可能にします。
プレインズウォーカーやアーティファクトまで土地化できる柔軟性は、統率者戦において強力な選択肢となるでしょう。
さらに、複数の無限コンボを内包しており、デッキ構築の幅を大きく広げます。
価格もまだ手頃なため、今のうちに確保しておく価値は十分あります。

「ユエ姫」は『アバター 伝説の少年アン・ジャンプスタート』に収録されています。
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