【MTGRocks】記事情報:多用途スパイダーマン呪文、複数フォーマットの新定番に。


2025年9月に発売された小規模セット『MTG スパイダーマン/領界路の彼方』。
評価は必ずしも高くないものの、収録カードの中には多くのフォーマットで頭角を現すカードも登場しています。
その筆頭が、コモン・アンコモン帯から登場した赤のソーサリー「ヒーローのたまり場」です。
要点解説
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「ヒーローのたまり場」は低コスト・高効率の赤ソーサリー
1マナで唱えられる選択系呪文。
「デートの夜」能力により2枚のカードから1枚を2ターン内にプレイ可能。
実際のカードアドバンテージは発生しないが、スムーズな展開とテンポ確保に強みあり。 -
パイオニア環境では「グルール・果敢」デッキで大活躍
メインデッキのカードが軽いため、「ヒーローのたまり場」の制限が気にならない。
土地を引き込みやすく、後半でも呪文連打につながる。
クリーチャー強化モードも存在し、「熾火心の挑戦者」などと好相性。
先制攻撃付与で有利な戦闘が可能。 -
モダン環境では「ルビー・ストーム」で採用例あり
「ルビーの大メダル」と「モンスーンの魔道士、ラル」で軽減された呪文を連打するコンボデッキ。
「ヒーローのたまり場」はその安定性を高める役割。
特に「思考囲い」系の妨害に強く、初動の補助として有効。
二つ目のモード(クリーチャー強化)はあまり使われないが、1マナの優秀なドロー支援として活躍。 -
レガシー環境でも5-0実績あり
グルール・果敢型のアグロデッキでフル投入(4枚)されたリストが存在。
「ミシュラのガラクタ」や「変異原性の成長」など0マナスペルを活用し、スピード感ある展開に貢献。
ハイパワー環境でも機能する汎用性が高評価。 -
現在の市場価格と評価
英語記事では具体的価格は未掲載だが、コモン/アンコモン帯のため安価で購入可能(予想約152円前後)。
様々なフォーマットで試されていることから、今後じわじわと需要が高まる可能性あり。
まとめ
「ヒーローのたまり場」は、特に派手な効果ではないものの、軽量でテンポを損なわずにデッキの動きを滑らかにする優秀な赤のソーサリーです。
パイオニア、モダン、さらにはレガシーという複数の競技フォーマットで結果を残しており、その評価は今後さらに高まると見られます。
クリーチャー強化モードによる柔軟な使い方も可能で、赤系のアグロやテンポ系デッキでの採用価値は高いです。
まだ市場での価格は安価ですが、活躍の場が広がれば需要も増加するでしょう。
フォーマットを問わず軽量ドロー呪文を探しているプレイヤーにとって、「ヒーローのたまり場」は見逃せない一枚となりつつあります。
今のうちに注目しておく価値があるかもしれません。
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