MTGコマンダー・ブラケットに大規模アップデート、悪名高い10枚のカードが解除。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:MTGコマンダー・ブラケットに大規模アップデート、悪名高い10枚のカードが解除。

 

 

 

 

 

 

2025年10月の「Weekly MTG」で、コマンダー・ブラケットに関する大規模なアップデートが発表されました。
今回の変更は、単なる調整にとどまらず、構造そのものに手が加えられた重要な内容です。
特に注目すべきは、「ゲームチェンジャー」リストから10枚のカードが削除された点で、今後のコマンダー環境に大きな影響を与えると見られています。

主な変更点とその背景

  • 「ゲームチェンジャー」から10枚のカードが解除
    「食物連鎖」や「偏向はたき」など、cEDH(競技レベルのコマンダー)でも人気の高いカードが対象。
    「食物連鎖」は既存のコンボ制限で十分対応可能と判断され、「偏向はたき」は過大評価だったと説明。
    他にも「飢餓の声、ヴォリンクレックス」「核の占い師、ジン=ギタクシアス」「星の揺らぎ」「召し上げ」など、高マナコストながら強力な効果を持つカードが解除。

  • 伝説のクリーチャー4体もリストから除外
    「虎の影、百合子」「最高工匠卿、ウルザ」「眷者の神童、キナン」「軍団のまとめ役、ウィノータ」が対象。
    特に「ウルザ」は強力な能力を持ち、再びリスト入りする可能性も示唆。
    解除の理由としては、指揮官としては強力でも、デッキ内の1枚としては許容範囲であること、また戦略が明確で対策が可能である点が挙げられた。

  • ブラケットシステム自体にも変更
    各ブラケットに「最低ゲームターン数」が設定(例:ブラケット1は9ターン以上)。
    チューター(特定カードを探すカード)に関する制限が撤廃。非ゲームチェンジャーのチューターは全ブラケットで使用可能に。
    ブラケット2が「構築済みデッキ基準」から独立。
    これにより、プレコンに強力な再録カードを含めやすくなる。

まとめ

今回のアップデートは、MTGのコマンダー環境における柔軟性と多様性を高める大きな一歩です。
特に「ゲームチェンジャー」リストの見直しは、プレイヤーのデッキ構築の自由度を広げ、より多様な戦略が可能になることを意味します。
一方で、強力なカードの解禁が新たなバランス問題を引き起こす可能性もあり、今後の動向に注目が集まります。
ウィザーズ・オブ・ザ・コーストは、今後も定期的な調整を行うことで、健全な統率者環境の維持を目指していくとしています。

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