19年前の奇妙な無料呪文が 400%以上の急上昇。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:19年前の奇妙な無料呪文が 400%以上の急上昇。

 

 

 

『Magic: The Gathering』(MTG) で無料呪文は常に強力なカードとして扱われてきました。
特に、無料で発動できるカウンター呪文はその威力が際立っていますが、その中でも「撹乱する群れ」は過去にはあまり注目されていませんでした。
しかし、2024年になってから「青単ベルチャー」デッキの人気が急上昇し、「撹乱する群れ」の価格も大幅に上昇しています。
本記事では、この現象の背景と影響について解説します。

要点解説

  • 「撹乱する群れ」の基本情報
    「撹乱する群れ」は2005年に『神河謀叛』で初登場したカウンター呪文で、同じマナコストの青いカードを追放することで無料で発動できる能力を持っています。
    これにより、対戦相手の呪文を1ターン目からカウンターできる可能性がありますが、同じマナコストのカードを用意する必要があるという制約があります。

  • 「青単ベルチャー」デッキの台頭
    「青単ベルチャー」デッキは、土地を一切使わずに両面カードを活用し、「ゴブリンの放火砲」で対戦相手に致命的なダメージを与えるコンボデッキです。
    このデッキでは、手札に様々なマナコストのカードを常に持っているため、「撹乱する群れ」が非常に効率的なカウンター呪文として機能します。

  • 価格の上昇とその理由
    2024年10月に入り、「撹乱する群れ」の価格が急激に上昇しています。
    『神河謀叛』版のカードは、わずか数週間で1枚約102円から約532円に値上がりし、品質の良いカードではさらに高騰しています。
    また、2018年に『アルティメットマスターズ』で再録された版も同様に価格が上昇しています。

  • 今後の予測
    「撹乱する群れ」の価格は、「青単ベルチャー」デッキがどれだけモダンで使用され続けるかに依存しています。
    需要が落ち着けば価格は下がる可能性もありますが、デッキがさらに人気を集めるようであれば、供給が追いつかず価格がさらに上昇することも考えられます。

まとめ

「撹乱する群れ」は、長年注目されていなかったものの、「青単ベルチャー」デッキの成功によって再び注目を集め、価格が急騰しています。
特に『神河謀叛』版はコレクターにとっても魅力的なカードとして今後も価値が維持される可能性があります。
今後のモダン環境次第で価格動向は変わるものの、このカードの人気が続く限り、高値を維持するでしょう。

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