【MTGRocks】記事情報:MTG 奇妙なリアニメイト ミームデッキが驚きの結果をもたらす。
MTGの中で「ミームカード」と呼ばれるカードは、競技的にはあまり活躍しないユニークな効果を持つカードが多いですが、新セット「MTG ファウンデーションズ」の登場によって、いくつかのカードが競技シーンで注目を集めています。
その中でも、「アーボーグの掃除屋」を中心としたリイニメーターデッキが新たな戦略として注目されています。
要点解説
1. デッキの基本構成
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「アーボーグの掃除屋」
- 元は注目されていなかったカードだが、墓地からキーワードを吸収して成長する能力が魅力。
- 「七つの死の種父」や「原初の夜明け、ゼタルパ」など、キーワードが豊富なクリーチャーとの相性が良い。
- 呪禁の付与が可能で、除去耐性も備える。
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墓地構築の方法
- 自然な自己切削ではなく、「冷笑的な一匹狼」や「陽気な哀歌」といった墓地に直接カードを落とせるチューター効果を活用。
- 「腐食の荒馬」とのコンボで、チューター効果を安全に使いつつ追加効果を得る。
2. サブプランとしてのリイニメーター戦略
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再利用可能な呪文
- 「ゾンビ化」や「蛾の儀式」を活用して、大型クリーチャーを蘇生。
- 「偉大なる統一者、アトラクサ」や「ヴァルガヴォス」のような伝統的なリアニメイト対象も採用。
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防御とテンポの確保
- 除去カードとして「エルズペスの強打」「苦々しい勝利」「喉首狙い」を採用。
- 「ヴェールのリリアナ」は除去と手札調整を兼ねる。
- 「未確認浮遊船」は飛行の付与や除去の役割を持つ。
3. 競技シーンでの結果
- MTG ArenaのStandard Metagame Challengeで15勝2敗を記録。
- 独自のハイブリッド戦略により、ミッドレンジとしての安定性とリアニメイトの爆発力を両立。
4. 課題と対策
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墓地対策カードへの脆弱性
- 環境に多い「除霊用掃除機」「安らかなる眠り」「虚空の力線」などの墓地対策カードに弱い。
- 対策カードとして「悪魔祓い」や「第三の道のロラン」を採用することで対応可能。
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操作の複雑さ
- 特定の動きが必要なため、実行には計画と経験が必要。
まとめ
「アーボーグの掃除屋 リアニメイト」は、ミーム的なカードを活用しつつ競技性を兼ね備えたユニークなデッキです。
墓地対策が厳しい環境においても柔軟な戦略が可能で、新たなデッキスタイルを提示しています。
『MTG ファウンデーションズ』の導入による革新は今後のスタンダード環境をさらに魅力的なものにする可能性を示しています。
このような独創的なデッキが競技シーンを盛り上げる未来に期待が高まります。
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