【MTGRocks】記事情報:31年前の“眠れるカード”、新シナジーで249%の大高騰!


MTGの歴史の中で3万種以上のカードが登場してきましたが、その多くは忘れ去られていきます。
しかし、特定の新たな統率者とのシナジーやメタの変化によって再び注目を浴びるカードも存在します。
その代表例が『レジェンズ』(31年前に初登場)の「Equinox」です。
長らく埋もれていたこのカードが、現在急激に高騰しています。
主なポイント
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「Equinox」の効果と特徴
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土地にエンチャントし、対象とする土地破壊呪文をタップして打ち消せる。
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1マナで利用できる防御的カード。
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統率者戦では土地破壊を行うデッキが少ないため採用率は低く、EDHRECでの登録は1,000デッキ未満。
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新たなシナジーと注目理由
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新カード「世界播種、ハースハル」や「Toph, the First Metalbender」との相性が注目。
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特にTophの能力と組み合わせると、トークン以外のアーティファクトを繰り返し守れる“実質フリーの打ち消し”に変貌。
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これにより、従来はリスクの高い採用枠から“必須級”カードへと評価が上昇。
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価格高騰の経緯
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先月まではNM(ニアミント)状態で約210円。
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今月初めから需要が急増し、現在は約735円に上昇。
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傷ありや状態の悪いコピーは依然として約147円未満で入手可能。
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NM品は残り少なく、わずか3日で50枚以上が売れたとされ、市場操作の可能性も指摘。
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今後の見通し
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「Toph」が人気統率者となれば、「Equinox」は事実上オートインクルードとなり需要がさらに増す見込み。
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在庫が少ないため、価格が再び倍増する可能性も十分にある。
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一方で「Equinox」はリザーブドリスト外のカード。再録が行われれば価格は急落する危険性が高い。
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『アバター:最後のエアベンダー』セットにはボーナスシートがあるため、そこでの再録も理論上はあり得る。
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まとめ
「Equinox」は長らく忘れられていた古参カードですが、新たな統率者「Toph」との強力なシナジーにより、統率者戦での評価が一変しました。
その結果、NM品の価格は約210円から約735円へと約3.5倍に高騰しています。
ただし、リザーブドリストに含まれていないため再録リスクは常に存在し、価格維持には不安要素もあります。
今後、Tophデッキが人気を博せばさらなる値上がりが見込まれる一方、再録の可能性が市場に影響を与えるでしょう。
現時点で「Equinox」は、投資家・コレクター・統率者プレイヤーのいずれにとっても注目すべき1枚となっています。
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