【MTGRocks】記事情報:忘れ去られた大量のD&Dの神話がついに大活躍。
かつて日の目を見なかった「デミリッチ」が、モダンフォーマットの環境変化により再評価されています。
「信仰無き物あさり」の解禁を機に、「デミリッチ」を活用した新しい戦略が注目を集めています。
その背景と今後の可能性を解説します。
要点解説
1. 「デミリッチ」の特徴と背景
- カードの基本情報:
- 青4マナで4/3のクリーチャー。呪文を多く唱えることでコストを軽減可能。
- 攻撃時に墓地からインスタントまたはソーサリーをコピーして使用可能。
- 墓地からもコスト軽減を活かしてキャストできる。
- 過去の評価:
- 制限の多さやモダンでの使いづらさから目立った活躍は見られなかった。
2. 「信仰無き物あさり」との相性
- 相乗効果:
- 「信仰無き物あさり」の解禁で墓地を活用する戦略が復活。
- デッキから引いた「デミリッチ」を墓地に送り、必要なタイミングで再利用可能に。
- 「信仰無き物あさり」を中心にした呪文使いデッキに最適化された活用法が広がる。
3. イゼット・フェニックスとの連携
- イゼット・フェニックスとは:
- 「弧光のフェニックス」を墓地から再利用するデッキ。
- 「信仰無き物あさり」や他の軽量呪文でテンポを稼ぐ構成が特徴。
- 「デミリッチ」の役割:
- 3~4枚採用されることが多く、フェニックスの補助として活躍。
- 呪文使用でコストをゼロ近くまで下げ、無料で盤面を強化。
- 墓地からの再利用により、追加のアドバンテージを提供。
4. 価格と評価の変化
- 価格上昇:
- 発売当初は約157円以下のはずれ神話レアだったが、現在では約2,041円に上昇。
- 評価の課題:
- 攻撃時にしか能力が発動しないため、クリーチャーとしての脆弱性が課題。
- 将来的に「イゼット・フェニックス」内での採用数が減少する可能性も。
5. 今後の展望
- 「デミリッチ」の行方:
- 現在は試行錯誤の段階であり、環境の安定化に伴い評価が変化する可能性あり。
- 他の墓地利用デッキへの適応も課題となる。
- モダン全体への影響:
- 使われていなかったカードの復権がフォーマットの多様性を促進。
まとめ
「デミリッチ」は、「信仰無き物あさり」の解禁により再び注目を集めています。
特に「イゼット・フェニックス」との相性の良さから、一部のデッキで採用され、価格や評価が大きく変化しました。
ただし、その将来性は現時点では不透明であり、モダン環境の変化次第でその位置付けが変わる可能性があります。
このようなカードの復活は、モダンの新たな可能性を示す好例と言えるでしょう。
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