【MTGRocks】記事情報:悪名高い禁止インスタントがスリヴァー統率者を新たな高みへ押し上げる。

EDHで長らく物議を醸してきた五色スリヴァーだが、「初祖スリヴァー」を据えた新たな構築は、スリヴァー部族を使わずに強力な連鎖コンボを狙う独特のアプローチが注目されている。
特に、「続唱」と「ティボルトの計略」を組み合わせ、確実に大型呪文へアクセスする発想が異彩を放つ。
要点解説
● デッキ構造の核心
- メインデッキの土地は66枚、ほぼすべての呪文は6マナ以上という極端な構築。
- 目的は「初祖スリヴァー」の続唱先を「ティボルトの計略」1枚に絞り込むこと。
- 「初祖スリヴァー」を唱えると続唱により必ず「ティボルトの計略」がめくれ、スタック上で自軍の指揮官を打ち消しつつ、デッキから巨大な呪文を無料で唱える状況を作る。
● 無料で踏み倒せる大型カード
- デッキには「約束された終末、エムラクール」「偉大なる統一者、アトラクサ」など、ゲームを一変させる高コストの爆弾級クリーチャーが多数。
- さらに6マナ以上の続唱呪文も多く採用されており、続唱が続いた先で唯一の5マナ呪文「創造の技」に到達するよう設計されている。
- 「創造の技」の「実演」により2回追加で踏み倒しが発生し、実質的に3回分の無料大型呪文を展開できる。
● コンボの安定性
- 指揮官の続唱ゆえ、毎ゲーム安定してコンボの入り口に到達できる。
- 展開される大型呪文の質が高いため、相手の除去や妨害が追いつかないケースが多い。
- 「大渦の放浪者」「嵐鱗の末裔」など、踏み倒し次第ではそのターン中にゲームを決めることも可能。
● 対策されても復帰できる柔軟性
- 「初祖スリヴァー」を打ち消され「ティボルトの計略」が空振りしても、デッキの重い続唱呪文を手から普通に唱えるプランが存在する。
- 「創造の技」の「実演」は誘発能力のため、1回止められても複数のコピーが相手のカウンターをすり抜ける可能性が高い。
- 長期戦では続唱と「実演」の量で相手の打ち消し上限を上回りやすい。
● 弱点となる相手とカード
- 超高速アグロやコンボには弱く、展開前に倒される危険がある。
- 「地熱の割れ目」「ヒッコリーの植林地」などの加速土地で早出しできるが、後半のマナが細るリスクあり。
- 「ドラニスの判事」「エメリアのアルコン」など続唱を封じるカードは致命的。
- 「スレイベンの守護者、サリア」などの税効果もテンポを大きく崩される。
- 特に白単系(「溌剌の牧羊犬、フィリア」、「ミッドガルの傭兵、クラウド」)はこれらの妨害を多く採用しており相性が悪い。
● メタゲーム上の立ち位置
- 対ミッドレンジには強く、安価な除去を多く積むタイプには踏み倒しの量で押し切りやすい。
- メタによっては強力な選択肢となり得るが、白単系のヘイトベアが多い環境では危険も伴う。
まとめ
「初祖スリヴァー」を中心に据えたこの奇抜なコンボデッキは、スリヴァー部族の力ではなく続唱と「ティボルトの計略」を利用した踏み倒し戦略が核心であり、毎ゲーム安定して大型呪文を連打できる点が魅力だ。
一方で、特定のヘイトカードには脆く、環境次第で評価が大きく変化するタイプでもある。
ミッドレンジが多いメタでは強烈な選択肢となる一方、白系妨害が増える環境では注意が必要なデッキと言える。
MTGRocks様にて記事が公開されました。
MTGRocks様の記事をチェック



コメント