地味なアンコモンが大化け!『久遠の終端』で4ターン目で20点コンボ成立。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:地味なアンコモンが大化け!『久遠の終端』で4ターン目で20点コンボ成立。

 

 

 

Magic: The Gatheringでは、カードのレアリティや見た目に惑わされるのは禁物です。
最新セット『久遠の終端』で登場した一見地味なアンコモン、「過ぎ去りし巨像」が、驚異的な4ターンコンボを可能にするとして注目を集めています。
今回は、そのコンボの仕組みと現スタンダード環境での実用性について解説します。

注目ポイント

  • 「過ぎ去りし巨像」とは?
    巨大なスタッツ(9/9)を持つアーティファクト・クリーチャーで、「Warp(ワープ)」という特殊なメカニズムにより、3マナで速攻・トランプルを持って戦場に出せる。ターン終了時に追放されるデメリット付きだが、それを逆手に取ったコンボが存在。

  • コンボの構成要素
    必要なカードは3枚:

    • 「過ぎ去りし巨像」

    • 「降霜断崖の包囲」※タルキール次元のカード

    • 「無感情の売剣」※出来事を含むカード

  • コンボの流れ

    1. 3ターン目に「降霜断崖の包囲」を「ティムール」モードで設置。

    2. 4ターン目に「過ぎ去りし巨像」をワープコスト(3マナ)で唱える → 速攻10/9トランプルでアタック。

    3. 戦闘後、残った1マナで「無感情の売剣」の出来事呪文「合同火葬」を使用し、「過ぎ去りし巨像」を生け贄に10点バーンダメージ。
      → 合計20点で即勝利!

  • 弱点とリスク

    • 戦闘ダメージ部分はブロックされると半減するため、妨害される可能性あり。

    • 「過ぎ去りし巨像」はアーティファクト・クリーチャーであるため、「保安官を撃て」「苦々しい勝利」「削剥」などの除去に弱い。

    • コンボの成立には土地を4枚揃える必要があり、序盤の展開力も求められる。

  • スタンダード環境での立ち位置
    6月の禁止改定後、スタンダードはややスローな環境になっており、3ターン目をスキップするようなコンボデッキも現実的に運用可能。

  • 推奨アーキタイプ:イゼット・果敢

    • 赤青(イゼット)カラーはコンボ全体と相性が良く、現スタンダードでも強力なアーキタイプ。

    • 「ヴィヴィ」や「精鋭射手団の目立ちたがり」など、瞬間的なダメージを重視するカードとも連携可能。

    • 「激しき乗りこなし」などの戦闘トリックで、「降霜断崖の包囲」がなくても「過ぎ去りし巨像」を有効活用できる。

    • 「自爆」などの追加の投げ呪文を採用することで、安定性も向上。

  • コスト面と経済的価値

    • 現在「過ぎ去りし巨像」はアンコモンで安価だが、注目度の上昇により今後価格が上がる可能性あり。
      現在の価格は記事時点で約15円程度と低コスト。

まとめ:柔軟性と爆発力を兼ね備えた注目コンボ

「過ぎ去りし巨像」を中心としたこの新たなコンボは、必要なカードがどれも単体でも使えるという点が大きな魅力です。
スタンダードの速度が落ち着いた今、序盤にテンポを取られずに勝ち筋を組み立てられるこの構成は、今後の環境で注目を集めるかもしれません。
アーキタイプとしての相性やメタ環境との兼ね合いを見ながら、デッキ構築に取り入れる価値は十分にあると言えるでしょう。

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