【MTGRocks】記事情報:『久遠の終端』の新たなスポイラーがスタンダードの2枚即死コンボを強化。



『久遠の終端』のプレビューが進む中、数々の強力な能力を持ったカードが明らかになってきました。
その多くは重いマナコストに隠された効果を持ちますが、中には比較的扱いやすく、コンボパーツとしての可能性を秘めたカードも登場しています。
今回は、スタンダードおよび統率者戦で注目される3枚のコンボ寄りカードに焦点を当て、その戦略的価値と構築の可能性を探ります。
要点解説
「石に選ばれし者、アルファラエル」
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効果:攻撃するだけで対戦相手のライフを半分にする
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「アクロゾズの放血者」と組み合わせることで、偶数ライフから一撃でゲームを終わらせることが可能。
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「止められぬ斬鬼」の代替パーツとして、2枚コンボの安定性向上に貢献。
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ユニークな護法効果を持つ:対処のために相手にランダムな手札破棄を強制。
スタンダードではこの抑止力が高く評価される可能性あり。 -
黒単・ミッドレンジやデーモン系統率者とのシナジーも期待。
「Systems Override」
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効果:一時的にアーティファクトを奪い、アンタップする「反逆の行動」系呪文
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用途1:相手の宇宙船妨害用のサイドボード対策
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用途2:自分の宇宙船を即座に「配備」起動するコンボサポート
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「久遠のエレベーター」と組み合わせることで、2枚の「Systems Override」で20マナ獲得が可能。
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その後「爆弾車」で20点ダメージを与えるなど、ゲーム決定力を持つ動きが実現可能。
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構築難度は高め:必要なカードが重く、専用デッキ構築が求められる。
「生体技術化後の未来」
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効果:土地が出るたびに「着陸船」トークンを生成し、自軍クリーチャーにカウンターを付与。
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スタンダードではやや遅いが、統率者戦では価値が高い。
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シナジー例:
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「硬鎧の大群」などの上陸能力と相性抜群。
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カウンターを活かす戦略(+1/+1やチャージカウンター系)にもフィット。
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土地からの恩恵を強化する統率者デッキにおいて、盤面拡大を促進するキーカードとして機能。
まとめ
『久遠の終端』は、単なる高マナの重厚カード群だけでなく、コンボを軸に据えた面白い構築の可能性を秘めたカードも複数収録しています。
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「石に選ばれし者、アルファラエル」は、モノブラックの定番コンボを支える新たなピースとして登場
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「Systems Override」は、赤の宇宙船系デッキに20マナ獲得からの即死ルートという夢のある動きを実現
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「生体技術化後の未来」は、統率者戦で土地とカウンターのハイブリッド戦略を可能にする1枚となりそうです。
これらのカードは、単体では派手ではないものの、組み合わせ次第で環境に新たな戦略と楽しみをもたらす存在です。
今後のメタゲームの変化やデッキ開発の中で、これらのカードがどのようなポジションを築いていくか、注目していきましょう。
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