【MTGRocks】記事情報:新しいスタンダードデッキで蘇った22歳の伝説。
『MTG ファウンデーションズ』では、懐かしいカードと新時代のメカニズムが融合しています。
その中でも、17年ぶりにスタンダード環境に復帰した「全能なる者アルカニス」は、特定のシナジーにより意外な活躍を見せています。
本記事では、Arcanisを軸としたデッキの特徴や課題を詳しく解説します。
要点解説
1. 「全能なる者アルカニス」の概要
- カード情報
- コスト: 3青青青
- 能力:
- タップで3枚ドロー。
- 2青青で手札に戻す。
- スタッツ: 3/4のレジェンド・クリーチャー(ウィザード)。
- 過去の活躍
- 2007年の『第10版』以来、主に統率者戦で使用されてきた。
- 高コストゆえにスタンダードでの採用率は低かった。
2. 現代スタンダードでの活用
- 重要なシナジー
- 「アガサの魂の大釜」
- Arcanisを墓地から追放することで、毎ターン3枚ドローのエンジンを実現。
- 他のクリーチャーにドロー能力を付与可能。
- カードフィルター
- 「上げ潮、キオーラ」や「侵攻の伝令、ローナ」でArcanisを墓地に送り込む。
- 「アガサの魂の大釜」
- デッキ構成例
- 青単型: 格安のフライヤーとドローエンジンを活用。
- ディミーア型: シェオルドレッドや大主サイクルなど強力なクリーチャーを連続展開。
3. デッキの課題と対策
- 攻撃的なデッキに弱い
- グルール・果敢や赤単・アグロの速攻デッキに対応が難しい。
- 初期ターンのセットアップに時間がかかるため、速攻に押し切られやすい。
- 対策カードの存在
- 墓地対策: 「除霊用掃除機」や「安らかなる眠り」が脅威。
- アーティファクト破壊: 「削剥」や「毒を選べ」が「アガサの魂の大釜」を除去可能。
- 両方に対応する「温厚な襞背」なども採用が増加。
4. 注目ポイント
- アルカニス復帰の意義
- 過去の象徴的なカードが現代スタンダードで活躍することはプレイヤーに新たな刺激を与える。
- 組み合わせ次第で、クリエイティブなデッキ構築が可能に。
まとめ
『MTG ファウンデーションズ』によって復活した「全能なる者アルカニス」は、現代のメカニズムを活用することで新たな可能性を示しています。
攻撃的なデッキや対策カードの存在により競技シーンでの定着は難しいかもしれませんが、そのユニークなシナジーとアイデアは、プレイヤーに驚きと楽しさを提供しています。
懐かしさと革新が融合するスタンダード環境に、ぜひ注目してみてください。
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