【MTGRocks】記事情報:新たなスパイダーマンの土地カード、1ターン1枚制限の土地ルールを無視。


『マジック:ザ・ギャザリング』のスパイダーマンコラボセットの公開がついに終了を迎えました。
その最後を飾る注目カードとして公開されたのが、新たな土地カード「Urban Retreat」です。
このカードはスタンダード構築に革新をもたらす可能性を秘めている一方で、統率者戦(EDH)ではやや評価が分かれる性能となっています。
要点まとめ
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「Urban Retreat」の概要
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「ピーター・パーカーの部屋」をモチーフとした土地。
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青・白・緑(バントカラー)のマナを生産。
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特殊能力「ウェブスリング」で、タップ状態のクリーチャーを手札に戻すことで土地を戦場に出せる。
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この効果は追加の土地プレイとして扱われず、ソーサリー・タイミング限定。
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構築戦での強さ
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緑を含まないデッキにも「加速」を提供できる点が大きな魅力。
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「養育するピクシー」のような再利用可能なETB持ち小型クリーチャーと好相性。
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特に「樹上の草食獣」と組み合わせると、1ターン目から複数回の土地展開が可能。
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アゾリウス系の中速デッキ(例:スピリット系)にも採用の余地あり。
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統率者戦での課題
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使用できるのは「バントカラー(青・白・緑)」の統率者に限定。
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緑が含まれるため、既存の強力なランプ手段と比較すると採用優先度は低め。
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高コスト統率者を再キャストするのは現実的でなく、小型クリーチャーを主体にするデッキ向け。
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相性が良い例:
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「賢明な導師、ゴライオン」:出来事呪文の再利用。
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「カティルダとリーア」:インスタント・ソーサリーのフラッシュバック強化。
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「路上の師、リガ」:小型クリーチャー戦略との相性。
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「創造の座、オムナス」:土地シナジーの再利用。
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市場への影響
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構築戦では緑以外のデッキにランプを与える新規性から注目度が高い。
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統率者戦ではニッチなカード止まりの可能性が高く、爆発的な需要は限定的。
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まとめ
「Urban Retreat」は、スタンダードやモダンで大きな可能性を秘めたカードです。
特に緑を使わないデッキにランプ手段を提供できる点は革新的であり、ピクシー系や土地展開を軸にしたデッキに採用されるでしょう。
一方で、統率者戦では使用範囲が限られるため、汎用的なランプカードとしての活躍は難しいと考えられます。
とはいえ、一部のバント系デッキやシナジー重視の構築では十分に採用価値があり、今後のスタンダード環境での動向が注目されます。
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