【MTGRocks】記事情報:新スパイダーマンMTG新カードが史上初の「0.5枚コンボ」を誕生させる。



マジック:ザ・ギャザリングの醍醐味の一つは、どのフォーマットにも存在する「コンボ」。
通常は2枚コンボが注目を集めますが、今回の『スパイダーマン』スポイラーで公開された新カードによって、史上初の「0.5枚コンボ」が発見されました。
以下では、この理論上のコンボの仕組みと今後の展望を解説します。
要点まとめ
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新カード「変装の名人、カメレオン」の登場
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「騙り者、逆嶋」に似たコピー能力を持ち、伝説ルールを回避。
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単体では平凡に見えたが、「深海の破滅、ジャイルーダ」との組み合わせで注目。
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0.5枚コンボの仕組み
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「ジャイルーダ」は登場時に各プレイヤーのライブラリー上4枚を墓地に送り、偶数マナコストのクリーチャーを戦場に出せる。
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「カメレオン」は26枚目の「偶数マナのコピー効果持ちクリーチャー」として追加。
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「ジャイルーダ」を唱えれば、「カメレオン」を経由して延々と「ジャイルーダ」をコピー→再誘発でき、理論上はデッキ全てを掘り尽くし、相手全員をライブラリーアウトさせられる。
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コンボの課題
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成否は運に依存。最初の4枚にコピー効果を引けなければ失敗。
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手札にコピー効果が来ると成功率が下がるため、マリガンで調整が必要。
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「ジャイルーダ」自体が高コスト(6マナ)であり、守るためにカウンター呪文も必要。
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今後の展望
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偶数マナのコピークリーチャーが増えれば成功率は上昇。
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将来的に安定性が増すと、禁止カード指定の可能性もあり得る。
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デッキ構築ではランプ、墓地利用、追加のコピー呪文で安定化を図る必要あり。
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カード価格や実用性
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現時点では理論上のコンボであり、競技フォーマットで即戦力になるとは言い難い。
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ただし、ユニークさと話題性からカジュアルやEDHで注目される可能性大。
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コピー系カードは比較的安価なものが多く、組みやすいのも魅力。
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まとめ
『スパイダーマン』セットで登場した「変装の名人、カメレオン」は、一見地味ながら「深海の破滅、ジャイルーダ」との組み合わせで「0.5枚コンボ」という新たな概念を生み出しました。
現時点では運要素が強く安定性に欠けますが、今後のカード追加次第では現実的な勝ち筋へと進化するかもしれません。
プレイヤーにとっては、理論上の可能性と実際のプレイ感の両方を楽しめる、MTGらしい実験的コンボと言えるでしょう。
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