【MTGRocks】記事情報:ファイナルファンタジー新再録に約8,300円の定番カードとフレーバー不一致の物議カードが登場。



『マジック:ザ・ギャザリング(MTG)』と『ファイナルファンタジー』のコラボセットは、すでに記録的な注目を集めており、スタンダード対応のメインセットに加え、スターターキット、4つの統率者デッキ、そして特別なボーナスシート「Through the Ages」が大きな話題となっています。
今回のボーナスシートからは、待望の高額再録「リスティックの研究」をはじめとする複数の再録カードが判明しましたが、そのフレーバー(作品世界との整合性)や市場価値について、さまざまな反応が出ています。
● 注目ポイントと再録カードの要点解説
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「リスティックの研究」
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現在の最安価格:約8,322円
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統率者戦で広く使われる青のドローエンジン。
ゲームチェンジャーとして多くのデッキに採用されている。 -
今回のFF版では『ファイナルファンタジーX』の名シーンをアートに採用。
ただしフレーバーにはやや疑問の声も。 -
最新のボーナスシート再録とはいえ価格への大きな影響は少ない見込みで、パック開封の魅力向上には貢献。
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「渦まく知識」
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現在価格:約183円
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レガシー、パウパー、ヴィンテージなどで広く使われる青の手札調整呪文。
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今回は『ファイナルファンタジーXIV』の拡張「暁月のフィナーレ(Endwalker)」がモチーフ。
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強力なカードだが、再録価値は低め。
アートの美しさは評価されている一方で、カードとのフレーバーのずれに指摘も。
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「ドビンの拒否権」
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現在価格:約365円
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パイオニアや統率者で使用される青白の打ち消し呪文。
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今回のアートは『FFXIV』の拡張「漆黒のヴィランズ(Shadowbringers)」を表現。
キャラの顔がテキストで隠れるなど、演出に不満の声も。 -
競技プレイでの使用率は低く、今回の再録でさらに価格が下がる可能性あり。
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● まとめ:市場価値とフレーバーのギャップが焦点
今回のThrough the Agesボーナスシートは、少なくとも1枚(リスティックの研究)で高額再録を実現しており、開封の期待値としては十分に魅力的です。
ただし、その他の再録カードに関しては、価格的には控えめなものが多く、特に「渦まく知識」や「ドビンの拒否権」はアートとカードの内容が一致していないという指摘も多く見られます。
とはいえ、こうした再録はリミテッド環境においてデッキの強化に大きく貢献する可能性があり、ドラフトなどでは重宝されるでしょう。
また、FFファンにとっては、カードの強さ以上にアート面でのコレクション価値も期待されます。
今後もさらなる再録や新カードの情報が明らかになる予定であり、6月13日のセット発売に向けて、引き続き注目しておきたいところです。
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