【MTGRocks】記事情報:「カイリー・ミノーグ」のMTGカード、新たなロブスターの登場で839%の高騰!


『Universes Beyond』シリーズの中でも、ひときわ異彩を放っていた『ドクター・フー』コラボ。
その中で登場した「アストリッド・ペス」は、有名歌手カイリー・ミノーグが演じたキャラクターとして話題を集めました。
当初はネタ的存在に見えたこのカードですが、『久遠の終端』で登場した新レジェンドとのシナジーにより、注目と価格が急上昇しています。
注目ポイント
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「アストリッド・ペス」の基本性能
・2つの能力を持つクリーチャー:1つは「食物」トークンを生成する能力、もう1つは「食物」や「手がかり」が生け贄に捧げられた時に強化される能力。
・『指輪物語』の構築済みデッキ「食べ物と仲間」との相性が非常に良く、すぐに戦力化できる。 -
強力なシナジー:「手際の良い宇宙調理士、ラゴスト」の登場
・『久遠の終端』で登場した「ラゴスト」は、アーティファクトすべてを「食物」として扱い、ダメージを伴う生け贄エンジンとして機能。
・「アストリッド」は「どうやって食物が生け贄にされたか」には関心がないため、「ラゴスト」による大量の生け贄が全て「アストリッド」の強化と「探検」トリガーに繋がる。 -
価格の推移
・「ラゴスト」公開前:1枚あたり約77円
・現在の価格:最大で約747円に達し、10倍近い急騰。
・現在の最安価格帯は約718円で、在庫はわずか16件(TCGplayer準拠)。
・拡張アート版は約450円程度でやや割安。サージ・フォイル版は約1,350〜1,500円と高額。 -
統率者戦での使用実績
・「アストリッド」は現在、統率者(EDH)デッキに16,000超の採用実績があり(EDHRec調べ)、これはかなりの人気と言える。
・「アカデミーの整備士」との定番コンボも健在で、食物/手がかりトークンを一気に並べられる環境では非常に強力。 -
今後の価格見通し
・統率者戦由来の高騰は一時的になりやすく、同じく『ドクター・フー』の「バーバラ・ライト」も『Final Fantasy』セットの影響で一時は約663円に高騰したが、その後7週間で約450円まで下落。
・ただし、「アストリッド」は長期的にも「食物/手がかり」デッキにおける需要が安定しているため、価格の下落幅は抑えられる可能性がある。
まとめ:短期の高騰では終わらないかもしれない注目カード
「アストリッド・ペス」は、当初はキャラクター人気やテーマ性で注目されただけの存在でしたが、「手際の良い宇宙調理士、ラゴスト」の登場により本格的なシナジーが確立し、統率者戦での重要カードへと進化しました。
今後も食物や手がかりトークンを主軸とするデッキが一定の人気を保つ限り、「アストリッド」の価値は比較的安定し続ける可能性があります。
価格的にも現在は約450〜750円と手頃な範囲で流通しており、統率者プレイヤーにとっては今が確保の好機かもしれません。
短期的な投資というよりも、中長期的にデッキの主軸として活躍が見込める1枚です。
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