【MTGRocks】記事情報:新たな両面の神は究極のコンボ統率者。



『ロウィン:エクリプスド』のプレビューで公開された神話レア「払暁をもたらすもの、エイルドゥ/黄昏をもたらすもの、イシルー」は、早くも統率者戦を中心に注目を集めています。
特に変身後の「黄昏をもたらすもの、イシルー」が持つ「すべてのトークンでないクリーチャーに頑強を与える」能力は、従来のコンボパーツと組み合わせることで無限ループを容易に実現できるため、多くのプレイヤーが研究を始めています。
要点解説
無限コンボの基本構造
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「黄昏をもたらすもの、イシルー」が戦場にいると、トークンでないクリーチャーが戦場から墓地へ送られるたびに頑強が誘発し、-1/-1カウンター付きで戻ってきます。
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ここで「聖戦士の進軍」や「金属ミミック」を組み合わせれば、+1/+1カウンターで-1/-1カウンターを打ち消せるため、同じクリーチャーを無限に生け贄に捧げ続けることが可能になります。
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この無限生け贄を「ファイレクシアの供犠台」で行えば無限マナが発生し、「血の芸術家」と組み合わせれば無限ライフ吸収が成立します。
代表的なカード例
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「不浄なる者、ミケウス」+「臓物の予見者」
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頑強を持つクリーチャーを繰り返し生け贄にしながらライブラリーのトップを操作可能。
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「ザックス・フェア」
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自身が+1/+1カウンターを持って出るため、「黄昏をもたらすもの、イシルー」と「臓物の予見者」があれば簡単に無限コンボを構築。
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「血の芸術家」
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無限ループと組み合わせれば、対戦相手全員のライフを一瞬で削り切ることができるフィニッシャー。
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デッキ構築の工夫
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防御手段
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「稲妻のすね当て」や「ルーンの母」で「払暁をもたらすもの、エイルドゥ」を守り、次のターンに変身できるようにすることが重要。
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「巧みな隠蔽」や「堅忍の閃光」で全体除去から守れる点も評価が高い。
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トークン生成で安定化
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「のたくる幼虫」「血滾りの福音者」などの小型クリーチャーは、供犠台や「黄昏をもたらすもの、イシルー」と組み合わせることで継続的にリソースを生み出す。
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大型フィニッシャーの召集
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「静穏の天使」や「警備隊長」のような重いクリーチャーを召集で展開すれば、一気に盤面を制圧可能。
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コンボの多様性
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「聖戦士の進軍」を「不浄なる者、ミケウス」や「金属ミミック」に置き換えても無限ループが成立。
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「ファイレクシアの供犠台」の代わりに「臓物の予見者」を使えば、無限に占術を行える。
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シンプルに「黄昏をもたらすもの、イシルー」と「ザックス・フェア」を組み合わせるだけでも勝ち筋が生まれるため、構築の幅が広い。
まとめ
「払暁をもたらすもの、エイルドゥ/黄昏をもたらすもの、イシルー」は単なる神話レア以上の存在であり、無限マナ生成・無限ライフ吸収・無限サイズ強化など多彩なコンボの起点となるカードです。
特に「ファイレクシアの供犠台」「聖戦士の進軍」「血の芸術家」といった既存の人気カードと強力に噛み合うため、統率者戦では今後のメタに大きな影響を与えることが予想されます。
発売はまだ先ですが、このカードを中心にした「アリストクラッツ」型や「召集」シナジーを活かした構築は、プレイヤーの創意工夫によってさらに広がりを見せるでしょう。
今後のプレイ環境における動向が非常に楽しみな一枚です
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