【MTGRocks】記事情報:MTGの新しいかわいいトカゲは、あなたのドローを修正する除去だ。

2025年のマジック:ザ・ギャザリング(MTG)は早くも激動の展開を見せています。
そんな中、デジタル専用フォーマット「アルケミー」の最新セット『タルキール:龍嵐録』において、新たな1マナのトカゲ「Pampered Loamfrill」が注目を集めています。
一見すると地味な性能ながら、複数のフォーマットでシナジーの可能性が語られています。
主なポイント
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基本性能と効果
・1マナ1/1、接死持ちという戦闘向きなスタッツ
・場に出た際、墓地のカードを1枚選んでライブラリートップに置く「新たな芽吹き」風の能力
・生成されるトークンも接死を持つため、盤面抑制力あり -
ブロールとヒストリックでの活躍候補
・毒デッキ「牙持ち、フィン」と好相性
・「ゴブリンの鎖回し」や「歩行バリスタ」と組み合わせることで盤面一掃コンボが可能
・「釣り合った天秤、テヴァル」など新たな統率者との相性も良く、長期戦向きの価値カードとして注目 -
無限コンボの可能性も?
・場と墓地にLoamfrillを用意し、お互いをターゲットに置くことで無限のループが可能
・「陰湿な根」などの「墓地からカードが離れた時」に誘発するカードと組み合わせれば、無限誘発も実現可能
・ただし、現実的にはマナやテンポの関係で実用性は低め -
アルケミー内での制約と用途
・現時点のアルケミー環境にはコンボの鍵となるクリーチャーが不在
・「ジャンド・リアニメイト」では切削による自己回収手段として活用可能
・「ベイルマークの大主」と併用すれば、切削しながらの盤面支配が可能だが、「リッチの騎士の征服」とは非対応 -
ヒストリック 「Oops, All Spells」における活用
・全ライブラリー切削戦略の「Oops」デッキにおいて、必要な解決カードをデッキトップに戻せる能力が有用
・ライフ差や盤面差で詰めきれない場面で、再起動手段として機能
・ただし「アガサの魂の大釜」との競合があり、採用には工夫が必要 -
メタ次第では出番なしの可能性も
・「塔の点火」のような追放除去が流行すれば、Loamfrillの能力が発動せず無力化される恐れ
・マナ効率が重視される環境では採用優先度が下がる可能性もあり -
競技環境での評価は今後に注目
・『アルケミー: タルキール』リリース直後の週末にはアルケミー予選大会が開催予定
・この大会での採用有無が、今後の評価に大きく影響すると予想される
まとめ
「Pampered Loamfrill」は、可愛らしい見た目ながらも、独特の墓地操作能力と接死持ちトークンの生成により、特定のデッキや状況で大きな価値を発揮するカードです。
特にブロールやヒストリックといったカジュアル・デジタル専用フォーマットでは、無限コンボや長期戦向けのエンジンとして活躍が期待されています。
ただし、使用環境や対策カードの存在次第では出番が限られる可能性もあるため、評価はメタゲーム次第。
競技大会後の使用実績を見て、採用を検討するのが良さそうです。いずれにせよ、デジタルMTGに新たな戦術の可能性を与える1枚であることは間違いありません。
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