【MTGRocks】記事情報:新しいMTGアリーナのバグで、プレイヤーが破壊的な不正カードを使用可能に。



『MTGアリーナ』は、新旧すべてのカードやデジタル限定メカニズムが入り混じる中、複雑なルールを処理しながらゲームを提供しているだけでも奇跡と言える存在です。
しかし、その複雑さゆえに、ときに予期せぬバグが発生してしまうこともあります。
今回、MTGアリーナ上で「違法カード」がアルケミーでプレイ可能になる深刻なバグが発見され、大きな話題となっています。
要点解説
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バグの概要:違法カードがアルケミーで使用可能に
・本来使用できないはずのカード「ラガバン」「稲妻」「包囲サイ」「搭載歩行機械」などを使ったデッキが、アルケミーの対戦に使用できる状態に
・特に「ラガバン」は、モダンなどで活躍する強力カードで、アルケミーのパワーレベルには不適切 -
原因は創出メカニズムに関連か
・創出はアルケミー特有の能力で、「実際には存在しないカード」を生成する仕組み
・「二人乗り、カーリ・ゼヴ」が攻撃することで「ラガバン」を創出する例などがあったが、今回は創出せずに直接デッキに入れられてしまう
・「タイムレス」フォーマットで作成したデッキをそのままアルケミーに切り替えると、なぜかカードが有効になることが判明 -
プレイヤーへの警告:バグの悪用は処罰対象
・過去にもバグの意図的利用によってアカウント停止やBANが行われた事例あり
・今回のバグも「意図されたゲームプレイではない」として、利用すれば同様の処罰リスクがある
・短期的に勝っても、アカウント停止になれば損失は大きいため、利用しないよう強く推奨 -
運営の対応が急務
・このバグがさらに広まれば、アルケミー環境が崩壊する恐れがある
・現時点で「フォーマットを切り替えるとカードの合法性が切り替わる」など、内部のデッキ構造や判定処理に問題がある可能性が示唆されている
・Wizardsが迅速に修正パッチを適用し、不正カードを無効化する必要あり
・問題が「創出の実装全体」に関わっている場合、修正には時間がかかる可能性も
まとめ
今回のバグは、MTGアリーナの複雑なシステムとデジタル特有の機能が交錯した結果発生した、かなり重大な問題です。
特に「ラガバン」など高性能カードがルール外で使用できてしまうことは、環境全体に大きな影響を及ぼす可能性があります。
開発元であるWizards of the Coastがどれだけ早く対応できるかが、今後のゲームバランス維持に直結します。
プレイヤー側としては、このバグを利用せず、修正が入るのを静かに待つのが賢明です。
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