【MTGRocks】記事情報:新しいMTGコンボデッキが、2ターン目に大祖始を場に出す。
2025年のMTG(マジック:ザ・ギャザリング)では、「戦慄予示 コンボ」という新たなコンボデッキが注目されています。
このデッキは、わずか2ターン目で大型クリーチャーを場に出す能力を持ち、スタンダード環境に新たな可能性を提示しています。
本記事では、このデッキの動きや強み、そして課題について解説します。
要点解説
コンボの基本構造
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「戦慄予示」メカニズム
- 大型クリーチャーを表向きに変えることで、マナコストを無視して早期に展開する仕組み。
- 必要カード:「戦慄予示」または「成長する戦慄」(青マナが必要)。
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コンボの流れ
- 2マナで「戦慄予示」を使用し、巨大クリーチャーを裏向きで場に出す。
- 1マナで「水飛沫の門」を使用し、その裏向きクリーチャーを表向きにする。
- これにより、大型クリーチャーを低コストで早期に展開可能。
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理想的な展開
- 1ターン目に「ラノワールのエルフ」をプレイすると、2ターン目で3マナを使用可能。
- これにより、2ターン目で「戦慄予示」と「水飛沫の門」を両方プレイできる。
採用される大型クリーチャー
- 「大祖始」
- アンブロッカブルで破壊不能な10/10。2~3ターンでゲームを決着に導く。
- その他の選択肢
- 「魂の鋤引き、ヴァルガヴォス」:回避能力と絆魂を持つ。
- 「原初の征服者、エターリ」:追加の大型クリーチャーを展開する可能性。
- 「偉大なる統一者、アトラクサ」:カードアドバンテージを提供。
- 「世界を喰らうもの、コーマ」と「暴走暴君、ガルタ」:膨大なステータスで圧倒する。
デッキの課題
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コンボ依存の不安定さ
- 理想的なドローが揃わないと、デッキの動きが極端に弱体化。
- コンボが成立しない場合、2/2クリーチャーによる遅いビートダウンが唯一の戦略となる。
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対策の容易さ
- 相手がインスタントで2/2の裏向きクリーチャーを除去すると、コンボが阻止される。
- 「塔の点火」や「切り崩し」などのカードで容易に対策可能。
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コストの問題
- 使用する大型クリーチャーは紙媒体で非常に高価。投資には注意が必要。
まとめ
「戦慄予示コンボ」は、スタンダード環境において爆発的な展開力を持つユニークなコンボデッキです。
しかし、その不安定さと対策の容易さから、競技性よりもカジュアルなプレイ向きと言えます。
すでに必要なカードを所持している場合や、FNMでの楽しいひと時を求める場合には、試してみる価値があるでしょう。
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