【MTGRocks】記事情報:新しいMTGスポイラーは、『タルキール:龍嵐録』のメカニズムと完璧にシナジーを生み出します。



『タルキール:龍嵐録』がMTG Arenaに登場してから2週間が経ち、スタンダードやモダン環境でもその影響力が感じられています。
そして、アルケミー専用拡張「アルケミー『タルキール:龍嵐録』」のスポイラーも本格的に始動。
今回は、注目のトークンシナジーカード「Thunderbond Vanguard」と赤の2マナアタッカー「Dragonblood Twins」の2枚が公開されました。
要点解説
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「Thunderbond Vanguard」:トークン戦略の新たな核
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コスト3のクリーチャーで、自軍のクリーチャー数に応じて自身のパワー/タフネスが上昇。
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自身のコピーがトークンとして生成される能力を持ち、横展開に強い。
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特に「応召」戦略や「疾風」系のカードと相性抜群。
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例:「闘技場の花形」、「勝利の楽士」、「跳び込め」など。
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アルケミー環境では3マナ域の競争が激しいが、アグロ〜ミッドレンジのトークン型デッキに入りやすい。
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ブロールでは「千番目の月、アニム・パカル」と組み合わせることで、大量展開が可能。
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「Dragonblood Twins」:ややパワー不足の2マナアタッカー
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「二体掛り」を持つ2/2のクリーチャーで、上手くいけば空から毎ターン8点の打点を狙える。
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しかし、速攻を持たない点とタフネス2という脆さが大きな欠点。
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「リバルド・シャンティ」や「噴出の稲妻」などの軽量除去に弱い。
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現状のアルケミーでは、「精鋭射手団の目立ちたがり」や「熾火心の挑戦者」など、より優れた2マナ赤クリーチャーが多く存在。
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ブロールでの赤系スペルスリンガー向けには選択肢の一つとして検討できるが、競争は激しい。
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紙媒体への展開の可能性について
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「Dragonblood Twins」は「二体掛り」などデジタル専用ギミックがあり、紙での実装は難しい。
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一方、「Thunderbond Vanguard」は紙にも適した能力であり、過去の「荒れ野の本質」のような効果と似ている。
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トークンが自身のコピーになるという能力は、物理的なトークン管理さえできれば、紙媒体でも十分運用可能。
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まとめ
Alchemy版『タルキール:龍嵐録』の新スポイラーは、今後のデッキ構築に新たな選択肢を提示しています。
中でも「Thunderbond Vanguard」は、トークン戦略の新しい核として強い可能性を秘めており、「応召」や「召集」との相性も良好です。
一方「Dragonblood Twins」はパワー不足感が否めず、より優れた赤の2マナ域カードが多い現環境では埋もれる可能性も。
「Thunderbond Vanguard」は紙媒体向けの設計にも見えるため、今後の紙セットへの逆輸入があると面白いでしょう。
今後のスポイラーにも注目しながら、デジタル限定環境だからこそのユニークなカード設計に期待が高まります。
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